投資詐欺と安全な投資

円天の元会長に投資詐欺事件の求刑として懲役18年なのだそうで、他にも平成電電ですとか海老の養殖ですとか和牛商法ですとか、よくもまぁ次から次へと新たな投資話を作り上げて顧客を集めて、投資をする人が出てくるものだとびっくりしてしまうのでありますが、今回のコラムではそんな投資詐欺と安全な投資について考えてみたいと思います。

先に上げた投資詐欺に関して共通すると思われるのは、まず安全確実に利益が得られるとの投資先を作り上げて投資家を集めて、実際には新たな投資家から集めた資金を配当に回す自転車操業をして、数年で破綻するってお決まりのパターンなのですが、途中で資金を何処かに隠しているのでしょうね。

それと大規模な投資詐欺に共通して言えるのは、ちゃんとした場所に立派な本社を構えまして、カタログですとかパンフレットにもお金や手間をかけて、広告宣伝も普通にしっかり行って投資家を集める場合が多いって事なのでありまして、ちゃんとした場所に事務所もあるしパンフレットも豪華だから大丈夫だろうなんて思っていてはいけませんし、中には有名な歌手や役者とか芸能人を広告塔に使って信用を得るような事も平気で行いますので、こーゆーのも信用を図る尺度では無いって事ですよね。

※知らない間に投資詐欺の広告塔にされてしまって、後になって騒がれてしまう芸能人の方は誠に気の毒とも思いますし、仕事を取ってくる芸能プロダクションのマネージャーもちゃんと調べてから仕事を確保しませんと、あとになってもらったギャラの何十倍ものマイナスイメージが降りかかってきてしまいますからね。

まぁそもそも銀行の定期預金を超える安全で利回りの良い投資話なんてものは無いと思っていて間違いないと思いますし、ハイリターンの投資はハイリスクであると考えなくちゃダメなのですが、パンフレットに書いていないような夢のような話を営業マンですとか経営者の講演で耳にして、つい雰囲気に飲まれて投資してしまうって場合も多いのでしょうね。

特にデフレの時代でしたら何もしなくても金の価値は上がって行くわけですから、下手に欲張って投資でお金を更に増やそうって考えなくても、タンス預金であっても少なくともお金の価値は低下しませんからね。

追伸
下手な投資にお金を回すなら自分に投資しましょうって話もありますが、英会話教室が破綻してしまったり、エステサロンが閉鎖してしまってローンだけが残ったなんて笑えない話も巷にはございまして、困った世の中なのです。