金融工学

極端な事を言ってしまえば現在世界中に猛威をふるっている不況や不景気は元はと言えば金融工学が作り出したものに間違いないのでありまして、そもそも物を一切生産しないで、資金や債権、証券をこねくり回しただけで、利益を得ようとすること自体が間違っているので有りますから、金融工学の失敗によって損失を出した企業を救済する必要は一切無いので有りまして、日本でも株式市場の低迷によって、多くの企業が損失を出していまして中でも、顧客からの資金を元本保証で運用していた生命保険会社は多額の含み損を出してしまったようですね?

まあ金融の知識が乏しい私に言わせますと、例えばサブプライムローンの問題が世界中に拡散した原因は、低所得者に貸し出した債権が、貸し出した本人(住宅ローン専門会社や銀行)も回収が危ういって分かっているから、高めの金利設定と合わせてその債権を証券化して他に売り飛ばしてしまったに過ぎないのでありまして、そーゆー債権を売るほうも売るほうですし、買うほうも余程脇が甘かったのでしょうね?

さて更に書き進めますと、金融工学を駆使して儲けるつもりが失敗して多額の損失を出した企業も、安易にリスキーな証券化された債権を購入して損失を出した企業を救済するのはどう考えても間違っているので有りまして、安易な資本注入などするから、モラルハザードが起きてしまったり、社会的な責任を感じていない大企業の経営者が出てきてしまうのですよね。

まあ資本主義経済の元ではお金がお金を生むって言いますか、資金の運用は認められている事ですしそれによって成り立っている経済活動も少なからず有るのは間違いないのですが、少なくとも全て自己責任でお願いしますって事だけは徹底して欲しいと思うのですよね。

何故ならば官製不況って言葉を聞いた事が有る人も少なく無いと思いますが、真面目に働いてきた業界がある日行政の政策の誤りや、稚拙な政策によって不況になってしまって企業がバタバタと倒産致しましても、内訳に零細企業や中小企業が多い場合ですと、誰も助けてくれないので有りまして金融工学が原因で損をした何処かの大企業を救済してしまうのと比べて、エライ違いなのですよね。

追伸
少なくとも今回の世界大恐慌を教訓にして、行き過ぎた金融工学とかに注意を払うようになるとか、規制されてインチキな金融商品を販売した企業は社会的な制裁を受けるような風潮になって欲しい物ですよね。