アイデアと投資とベンチャーキャピタル

アイデアを元にして儲けるって事は実はアイデアだけ持っていてもそれを実現するだけの資金力が必要なので有りまして、つまりアイデアを形にして儲ける事が出来るのは、元々豊富な資金を持っている人か、もしくは銀行や投資家からアイデアで資金を調達出来る人かのどちらかになると思います。

ですのでどんなに素晴らしいアイデアを思いついても、自己資金もなければ銀行や投資家から資金を調達する能力もなければ、素晴らしいアイデアも心に秘めたままで終わってしまうわけでして、まあ想像するに1年間に世界では百や二百のアイデアが世に出ないまま消えていって居るのでは無いでしょうかね?

それと、思いついたアイデアと投資を募って出資して貰うって事と、その為のアイデアの公開とは非常に難しいものが有りまして、がちがちに特許で守れられて居れば別ですが、特許などで守られて居ない状態ですとか、結構簡単に他人に真似されてしまうようなアイデアですと、出資者を集める為にアイデアを披露した結果、余所にそのアイデアが流出する結果になっただけで、資金は集まることなく他人にアイデアを盗まれて、自分はくたびれただけ何て事になる可能性も有るわけですから、資金力のないアイデアマンは非常に大変だと思いますね。

ただまあ聞くところによりますと、ベンチャーキャピタルに持ち込まれるアイデアの圧倒的な大多数は投資に値しない、アイデアだと言われますし実際に投資を実行した企業の多くが採算が取れなくて、目的通りに株式公開まで辿り着く可能性は千社に3社とか言われて居ますから、まあちょっと思いついた位のアイデアでは資金調達も無理だし、運良く資金が集まっても失敗する可能性のほうが高いって事でしょうかね?

まあバブル経済まさかりの頃は、得体の知れない海のものとも山のものともつかぬアイデアに対して、これまた得体の知れないバブルの投資家が資金を出資するって事もまま有ったようですが、流石に時代が流れてアイデアを見る目も随分と厳しくなったのでは無いでしょうかね?

追伸
景気が悪くなりますと、ものが売れないサービスが売れない時代で新規事業が成功する確率も下がりますので、必然的に投資家(エンゼル)がアイデアや事業計画を見る目が厳しくなったり、投資を暫く休んで安全確実な方法で資金を運用して不況に備えたりしてしまいますので、更に景気が冷え込むってわけですよね。

ホントは不景気の時には誰か資金力のある方々が、資金を市場にはき出さないと景気は回復しないのですけどね。