空売り

売上が厳しい時に行う手口で会社ぐるみの場合もある

さすがに締め日まであと3日しか無くて売り上げゼロじゃさすがに会社に帰れない、とまぁ責任感は二の次で厳しい叱責を想像して今日を乗り切るために空売りに手を染めてしまう営業マンが昔は多かったと聞きます。

まぁ営業マンがやることですから単純な方法で、適当なお客の名前を入れた契約書と三文判で売買契約書を作成いたしまして、売れました!て報告するだけなのですけどね?

そんなの直ぐにバレるだろって?

はい、ここからの道のりは二股にわかれているのですけど一つは自腹を切って売上に対する代金を会社に納める場合と、もうひとつは後でキャンセルになったとかお客が急に居なくなって連絡が取れなくなったとか様々な理由をつけてキャンセル扱いにしてしまう場合です。

さすがに最近じゃそんな営業マン個人で空売りするなんて人は皆無だと思いますけど、昔は売り上げゼロで会社に戻ろうものなら灰皿やゴミ箱が飛んでくるような会社も少なくありませんでしたからね?

とまぁ個人レベルの空売りは他愛もない事なのですけど、これが会社レベルになってきますと粉飾って事になりますので犯罪行為になります。

とある今はもう倒産してしまって存在会社の話になりますが、倒産する一年くらい前から売り上げの低下が著しく会社ぐるみで架空売上を計上していたようです。

方法としては見込み客として上がったお客の名前で売り上げを計上する単純な方法でありまして、狭い業界内でパッケージソフトを販売していた会社ですから、経営不安の情報が流れると一気に傾いてしまうのでその対応策だったのでしょう。

そんな涙ぐましい?架空売上もかいもなく(当然ですけど)その会社は倒産してしまったのですが、恐ろしいことに各売上のために勝手に名前を使われた企業に対して破産管財人より、未回収の売掛金の回収のため請求書が発送されたとのことでした。

それによって架空売上の実態が明るみに出たわけですけど、倒産した会社が後になって破産管財人の手続きによって架空売り上げが発覚する事は珍しくないようですね。

しっかしまぁ税金逃れ(脱税)の為に売り上げの一部を除外して過少申告する会社が後を絶たないわけですし、逆に架空売上で粉飾決算をする会社もまた存在いたしまして、なんともまぁ嘘つきな人も会社もたくさん存在するのだなってのが素直な感想なのです。

追伸

やろうとしても無理だと思いますけど売り上げが上がらないから空売りでその場を誤魔化そうなんて事をしてはだめですよ、どんどん人間が腐っていってしまいますからね。