誰かに背中を押してもらう
独立開業しようとか、フランチャイズに加盟を考えた時に誰かに背中を押してもらわないと最終的な踏ん切りと言いますか、決断が付けられないタイプの人がいると思いますが、こーゆータイプの人は独立など考えない方が良いと思いますが、フランチャイズオーナー募集の説明会などに行きますと、背中を押してくれる人が沢山待ち受けていますので、ついついよく考えもしないで契約書に捺印してしまう場合も多いのではないでしょうか?
勿論、誰かに背中を押して貰う事によって勇気が出たり踏ん切りが付く効果も否定は出来ませんが、独立開業した後は全てが自己責任の世界に足を踏み入れる事になるのでありまして、これはフランチャイズチェーン店に加盟しても同じ事が言えるのです。
ですから独立開業前に誰かから背中を押して貰わないと最終的な決断が下せないような方ですと、いざ自分が経営者になって様々な決断を自分一人で下さなければならない状況で的確に素早く判断が下せるかどうか、疑問に思ってしまうわけですよね?
まあ誰かに意見を聞くって事は大切な事ですし、相談できる相手が沢山いる事はとても良い事だと思いますが、あくまでも参考意見として聞くのでありまして、最後には自分の判断で決断を下すって事を念頭に置きませんと、決してうまく事は運ばないと思いますね。
追伸
アメリカ発祥のコーチングってやつが流行の兆しを見せているようですが、特にスポーツ選手や一流企業の人間が個人的にコーチングのコーチを雇っているようなのでありますが、それだけ自分に自信がない人が増えているのか、よく分かりませんが今後日本でもコーチングを受ける人は増えてくる気がしますね。
独立開業してからフランチャイズ本部はある意味、コーチングのコーチの側面も有ると思いますが、加盟店と共存共栄の思想を持っている人でないと、フランチャイズ本部の利益の事しか考えませんので、優秀なコーチにはなれないでしょうね?
しかしまあ、独立開業する人はやがて人を雇って、使っていかなければならないのですから、自分がコーチングを受けるよりも、コーチになって自分の部下や従業員をうまく使っていったり、背中を押す側にならなくては駄目ですよね。
そんなわけで最初に書きましたとおりに、独立とかフランチャイズ加盟で誰かに背中を押して貰わないと決断が出来ないような人は、勤め人として平和な人生を送る事をお勧めするのであります。