自信か過信か?

今回のコラムはフランチャイズチェーンへの加盟と脱退(解約)に関する私の知っている社長の事について書いて見ようと思いますが、なにせ私の知っている方でしたので詳細は書けないので有りまして、表現にも気を遣うのであります。

とある大手の有名な全国展開のフランチャイズ(コンビニや飲食店ではないです)に加盟して紆余曲折は有ったでしょうが10年間余りの間にそれなりに営業を継続して若干の黒字も毎月計上していて、それなりに社長の羽振りも良かった会社が有ったのですが、ある日そのフランチャイズからの脱退を社長は決意されたようで、独自のブランド名で商売を開始されました。

10年にわたって赤字にもならずに営業を継続できていた中で、何がフランチャイズシステムから脱退する理由になったのかは、ロイヤリティが高かったのか、本部の支援を充分だと感じなかったのか、フランチャイズ本部のノウハウは全て吸収したと思ったのかは分かりませんが、兎に角、自信が有ったのでしょう、独自のブランド名で営業を開始されたわけです。

独自のブランド名に切り替えて営業をスタートした時点では上手く行ってたようなのですよ、今までの顧客から今まで通りの付き合いをして売上を確保出来ていましたし、ロイヤリティの支払いをストップ致しまして、まあ支払い不要状態ですからその分の金額はそっくりそのまま利益として手元に残りますので、まあハッピーエンドで終わるかなって所だったのですが、世の中そうは甘くないようですね。

想像力逞しい方がいらっしゃれば当たっていると思いますが、加盟店が撤退してしまったフランチャイズ本部は当然の事ながら空白になった地域に新たに自社のブランドにて再度出店を行いまして、宣伝広告で巻き返しを図ったのでありまして、一気に攻勢をかけてきたのでありますね。

後はご想像通りの結果でありまして、フランチャイズから脱退した社長の自信は過信だった事に後で気が付くのですが、多分、脱退を認めたフランチャイズ本部が新たなオーナーの元、空白になった地域に出店してくる事まで頭が回らなかったのでしょうね?

当然の事ながら多勢に無勢?資金力や知名度で圧倒的な格差がありますので、ジワリジワリとフランチャイズ側が勢力を伸ばしてきまして3年ほどで、フランチャイズから撤退して独自のブランドで営業を始めた社長の所は廃業を余儀なくされてしまったので有りまして、厳しい結果に終わったわけです。

まあ最初は自信だったのが実際に後で考えれば過信だったって事の典型ではないでしょうか?