セブンイレブンの頭の良さ
インターネット上のショッピングモールに行けば、今やあらゆる物が手に入る時代になってきました、本・書籍はアマゾンさんでかなり有名ですが、CD・ DVD・食品・地方の名産品からブランド物の服や、車やバイク関係の部品、趣味等々特に地方で今まで手に入らなかった特産品やレアグッズ、一部マニア関係 の商品などはインターネットなら手に入ることが有りますので、インターネットの通信販売はこれからも伸びることでしょうね。
で今まで店舗を構えていた既存の店舗は、インターネット通販を活用して伸びたところも有りますし、伸ばせない所も出ているのですが、そ の中でセブンイレブンやローソンを始めとしたコンビニエンスストアは頭が良かったですね。
インターネットで物を購入した場合、その場でダウンロード出来るソフトウェアや音楽ソフト以外は、パソコンからそのまま出てくる訳には いきませんので、物流の問題が出てくる訳です。
代金の決済に関してはクレジット決済が有りますが、お客様が買って頂いた商品を手元までお届けするには商品を何らかの形で運んで届けなくてはいけないんで すね。
普通に宅配便で例えば地酒とか送ると送料で1,000円とかかかっちゃいますよね、場合によっては買った商品より送料のほうが高くなっ てしまうわけです。
それじゃあ商品がいくら安くても、送料を加算すると高くなってしまうので、お客様は買いませんよね?
そこで登場するのが、セブンイレブン、ローソンを始めとするコンビニエンスストア、お近くのコンビニで受け取れば送料は無料ってやつで す。
実際に、コンビニエンスストアとコンビニエンス受け取りサービスを利用する販売者との間でどのような契約形態になっているのかは知らな いのですが、コンビニエンスストアにパンや弁当なんかを運んでいる今まで使っている物流シシテムに、コンビニ引取りの商品を乗せる訳ですから、注文毎に個 別にお客まで発送するのに比べて物流コストを格段に安い出来るわけです。
さらに、お客がコンビニに商品を取りにいって、かなりの確率で商品を引き取りにいった時、ついでにガムとか弁当とか、買っちゃうじゃな いですか?
コンビニにインターネットで買った商品を取りに行って、どのくらいの人が他の商品をついでに買っていったかのデータも手元には無いのですが、全国規模では 相当な金額になることが予想されますね。
そんな訳で日本のコンビニ文化はまだまだ発展すると思うのです。
追伸
最近の二酸化炭素排出規制の動きから 、コンビニの深夜営業を規制する動きが出てきていますが、なにせライフスタイルが大きく変化していまして、簡単に事は運ばないと思いきや、深夜営業禁止に 反対しているのは、一部の業界トップだけの話で、実際のコンビニエンスストアオーナーの間では、深夜のアルバイトの確保ですとか、オーナーの長時間労働の 緩和のために深夜営業規制の動きに賛成する声が多いようですね。
24時間営業を維持する運営者も大変なんですね。