損益分岐点

会社を運営していると、収支のバランスが一致する損益分岐点ってのが出てくるのですが、不思議な事にこれが毎年、ジワジワと上昇してくるのです。

これは個人や家庭でも同じ話で、いくら節約していても公共料金でさえも値上げされてきますし、消費税アップの話も持ち上がっていますし、勿論物価の値上がりも有り、その他にもちょっとカードを利用して分割払いでショッピングしたり、気が付くと直ぐに損益分岐点は上昇をしているのでありまして、多重債務に至らないまでも、家計が赤字になる原因として、大きな支出が原因で有れば分かりやすいので有りますが、時として小さな支出の積み重ねで気が付いたら収支のバランスがマイナスになるって事も多いと思います。

これが企業の場合ですと、売上を伸ばす事に注力する場合も多いのですが個人世帯の場合ですと、人によっては副業やアルバイトを始る人も居ますが、中々個人の世帯の場合では既に目一杯働いていてこれ以上収入を増やせない場合も多いですし、景気の悪化によってボーナスも充てに出来ない状況の方も多いですから、支出を減らして損益分岐をプラスにするしかない場合が多いと思います。

で、何ですが個人の世帯において損益分岐点を把握されている家庭は果たしてどの位存在しているのでしょうかね?

まあ個人世帯の場合は損益分岐点って言うよりも既に収入が決まっている訳ですから、決められた収入の中から固定費(家賃や住宅ローンの支払、食費、光熱費、教育費など)を差し引いてプラスになるのかマイナスになるのかって事ですから、毎月の収入(月給)が損益分岐点って事になると思ってしまうのですが、そう思っていますと、年間のトータルでマイナスになってしまいます。

これは、年に一回来る固定資産税ですとか、車の税金ですとか、冠婚葬祭などの交際費などの年に一回ですとか突発的な支出がどんな家庭でも有りますので、毎月の収入を損益分岐点であると勘違いしていますと、まとまった支出が有った場合に、貯金が有れば良いのですが、それが無いと仕方が無いので、カードキャッシングですとか消費者金融で借入をおこして、その支出を賄う事になってしまうので有りまして、借金生活の始まりになってしまう場合も多いのです。

一度借入を行ってしまいますと、当然のことながら毎月返済が固定費として家計に計上されてしまいまして、損益分岐点を押し下げる事と同じになってしまうのでありまして、場合によっては借金を重なるスタート点になってしまうのですよね?

追伸
生活を切り詰めるだけ切り詰めてそれでも、カードキャッシングなどに手を出さないと支払いを賄えない家庭が増えているのが問題でして、収入は増えない、支出は増税や物価の上昇で増えて行くのが今の日本の現状で有りまして、多重債務や借金に追われる人は今後、益々増えてくるのでは無いでしょうか?

なにせセーフティネットも富の再配分の仕組みも出来ていないのが今の日本ですからね。