金価格暴落

今回のコラムは金、お金じゃなくてゴールドのほうね。

金暴落1500ドル割れとの見出しを目にしましたが、そーいえばここ数年に金の買い取り業者がずいぶんと増えていますし、貴金属の押し売りならぬ押し買いなんて新しい言葉も出てきましたが、これは金の価格が右肩上がりで上昇する事を前提としたビジネスですからあまりに乱高下するとビジネスとしては厳しくなるかもしれないですね。

今回の金価格の暴落の原因ですが投機筋なるどっかの筋の方から大量の売りが入ったのが原因との事ですけど、つまりその小学校時代にならった価格決定の需要と供給の関係から、売りたい人が増えたから価値が下がったって事ですが、実際に金を使った工業製品の需要が減ったわけではないってことらしいです。

さてたしか昔にどこかで聞いた話(ラジオだったかな?)を思い出したので書き遺しておきますが、金を採掘している会社は金価格の変動によって簡単に企業業績が左右されてしまうと、経営が不安定になるのである工夫をしているのだそうです。

その工夫というのは金を採掘するにはゴールド鉱脈を掘り進み増してその土砂の中から含有している金をとりだすのですけど、自然の中の事ですから金の含有量が高い場所もあれば低い場所もあって当然ながら金を掘り出すコストは含有量が高い場所ではコストが下がって、逆に含有量が低い場所では高コストになってきます。

そこで金価格が高い時には含有量の高い場所をあえて発掘しないで含有量の低いコストのかかる場所を掘り進めまして、逆に価格が下がってしまったときに残しておいた含有量の高い場所から金を取り出してコストを下げるのだそうです。

こーする事によって経営の安定化を図るとともに、金鉱山をより長い期間にわたって採掘できるようになるとの事でした。

そんな話をたしか10年以上前に聞いたのでありますけど、現代の金鉱山は使い古したケータイデンワらしいですね。

一台あたりの金の含有量は微々たるものですが、従来の金鉱山なんかよりもよほどゴールドの含有量は高いですし、回収も山を切り崩す権利を買ったり重機を使って穴を掘ったりしないで良いわけですしね。

他にも海底からの金の採取も技術革新によって不可能が可能になってくるようですし、もしかしたらさらに金価格は暴落するかもしれないですね。

そーいえば昔見たアメリカのテレビドラマのトワイライトゾーン(世にも不思議な物語の原型みたいなミステリードラマ)での話で、金塊を強奪した一団が洞穴の中でほとぼりを冷ますために100年の眠りについて、でもってめでたく100年後になった目覚めたら金は超暴落していて無価値になっていたなんて話がありましたね。