倒産(破産)と迷惑

人生でも企業経営でもお金の悩みってのは何時も困り毎の上位にランクインされる事が少なく無いと思いますが、企業経営におきまして資金繰りに窮してきますと中々冷静な状態でいられなくなってきまして、行き当たりばったりの迷走状態になってしまう事も珍しくも何とも無いと思いますが、仮に自分の経営する会社を倒産させてしまったとか、個人的に自己破産してリセットをかけてしまうとか最悪の結末を迎える事になったと致しましても、後々の再スタート(再起)を考えますと、倒産や破産で他人に迷惑をかけないって事は出来ませんが、如何にしてその他人にかける迷惑を最低限にするかってのは考える必要が有ると思いますね。

例えば個人的にでも会社としてでも借り入れた借金が返済不能になってにっちもさっちも行かなくなった状態で考えて見ますと、夜逃げしてしまっても、しかるべき手続きを踏みまして破産をしても債権者が回収不能で迷惑を被る事には変わりないと思うかもしれませんが、ちゃんと裁判所からの決定を受けて破産状態になった場合ですと、債権者の方は素早く回収不能の資金を損金として経費処理出来るのでありますが、これが夜逃げや雲隠れの場合になりますと、そうは簡単に事が運ばないのでありまして、債権者は夜逃げした事をちゃんと証明して損金処理しなくてはいけませんので、更に手間と時間がかかってしまうわけです。

まあ勿論、計画的な計画倒産の場合を除きまして、自ら好きこのんで破産や倒産する人はいないと思いますが、債権者としては都合がどうあれ借りたものはちゃんと耳を揃えて返して貰わないと損をしてしまうので、もう返せの一点張りになってしまいまして顔を見るのも嫌な相手に変貌してしまいますから、後先考えないで夜逃げや雲隠れしたくなる気も分からないではないですが、最低限のマナーだけは守りましょうね。

私自身、過去20年以上の社会人体験で取引先が倒産して回収不能になった事が1度や2度では無いのですが、どうも過去の事例で考えますと最後は嘘をついて雲隠れしてしまうとか、散々迷惑をかけておいて最後には開きなってしまう人とか、最低限のマナーを守れない人が非常に多く、その後の人生で上手にカムバック(再起)出来た人は全くいなくて、消息不明になってしまった人ばかりなのですよね。

やり直しが効かない一度きりなのが人生なのでありますから、失敗してもやり直しが出来るだけ出来るように、考えて行動するってのが人生を上手く乗り切るかどうかの知恵なのではないかなって思いますね。