マンションデベロッパーの倒産

耐震偽装で一躍有名になったヒューザーですとか最近では株式会社モリモトなどマンションデベロッパーの倒産は全然珍しくも何でもないのですが、なにせマンション分譲事業は多くの場合において無借金経営よりも銀行からの借り入れによって資金を回転させていまして更にその金額も多額ですので、販売が低調になったり販売価格の下落によってあっという間に経営不振に陥って倒産してしまったりするのですが、分譲して販売引き渡し後に倒産して何も問題がない場合はまだしも、建築途中での倒産や分譲中の倒産や、手抜き工事や耐震偽装工事など何か問題が有った場合に施主さんは多額の住宅ローンを抱えた状態で放り出されるので有りまして、その悲惨さは土地の持ち分がしっかりしている戸建て住宅の比ではないのです。

ですから、今からマンションの購入を考えている人は販売会社や施工会社の評判や実績をチェックする事と併せまして、財務状況を厳しい目でチェックする必要が有るのでは無いでしょうか?

まあ今時、無借金経営以外は危ないって言うつもりは在りませんが、少なくとも債務超過状態に陥っていないかどうかを事前に確認する必要が有ると思いますし、その辺りの情報は事前に売買契約を結ぶ前に、販売会社に開示をお願いすべきだと思いますし、もし拒否されたらその会社からは絶対にマンションを購入してはいけませんし、もし後で運悪く販売会社や施工会社が倒産してしまって、提示された財務関係の資料の嘘が発覚したら、詐欺で訴える位の気持ちで良いのでは無いでしょうか?

なにせあの、姉歯一級建築士、ヒューザーなどで発覚した耐震偽装マンションを購入した住民に対して行政が行った支援は無いに等しいので有りまして、国の指定期間や出先機関での確認申請が不備であった国の責任が大きいのにも関わらず、購入者が多大なる不利益を被っていて救済されないのですから、購入者側が注意するしか無いのですよね。

追伸
2008年は上場企業の倒産が過去最高なのだそうで、その中でも不動産(建築土木)関係の企業が倒産する割合がトップなのでありまして、ポケットマネーで購入できる商品ならまだしも、個人としての最高に近い高額商品のメーカーが簡単に倒産してしまうのですから、いくら政府が景気対策で住宅の建築を促進しようとしても、とても今の状態では危なくて、簡単にはマンションを購入できないので有りまして、景気回復にはほど遠いので有りますね。