年金改革、年金福祉施設売却
年金改革の一環として巨額の年金保険料を垂れ流ししてきた、年金福祉施設が今後全て売却する方向に向かったと聞く。
殆どが意味の無いリゾート施設 で、社会保険庁OBの天下り先でも有ったようだ。まあそんな事は、各種メディアが詳細に取り上げてくれるからここには書かない。
ここに書きたいのは、年金の基盤が脆弱になってきて企業や個人の年金保険料の負担を、増やさなければならなくなって、保険料の負担増が話題 に上がってから、各種箱物行政の批判が出てきて、今回の年金福祉施設の売却の発表が有った訳ですが、先を読めるって言うか、世論の流れを読んでストーリー を作れる人はいなかったの?人の心を掴むのが国には必要でしょ?って事です。
年金保険料の負担が個人も企業も増大する事を発表すれば箱物行政に批判が集中する事なんて、普通誰でも予測できるじゃないですか、今回の年 金福祉施設の売却の方針発表と年金保険料の負担増の発表がもし、逆の順序であったら国民や世論の反応は180度とは行かないまでも、かなり違った反応に なっていたと思うのですよ。
だと思いませんか? 企業や個人の保険料負担の発表をする前に、年金保険施設を全部売却する発表をして、ほかにも無駄なところを削減する方 向を出してですね、試算を発表してそれから、現状はこうである、だから申し訳無いけど負担を増やさざるを得ないって言ったら、今ほど反発の声は出なかった ともいますよ、例え最終的な負担増が同じであったとしても。
この辺の先の反響や世間の反応を考えて先に先に手を打っておくことは、後から考えれば誰もが気づきますが、先にはなかなか実行できていない 事が多いですね。
どうなんでしょう、ここはひとつ総務省かなにかにマーケティング事業部みたいの作って、頭の固い方にはその辺は統計資料を作って役人言葉で 報告書位しか作れないから、予算を取って電通とかトヨタとかホンダ、SONYあたりに協力してもらって、同じ事をやるにしろ、国民からやる気が出て来る戦 略が打てれば、もっと幸せになれるのではないだろうか。
政府は今の年金の組織を解体して新しい組織を構築するようですが、中身が同じな訳ですから無駄な経費を使うだけで、かえって過去の 問題をうやむやにしてしまうだけでしょうね?
年金に関しては、今まで払ってきた金額に応じて全て返金して、それから民間にゆだねるなり税金で賄うなり現在の仕組みはこの世から 抹消してしまうのが一番の良い方法だと思いますね。
なにせ無駄な組織が多すぎるので有りまして、どんどん閉鎖してしまうべきですが、こんな事は官僚や組織の抵抗が強すぎて絶対に無理 なのですが 国民のためを考えれば、無駄な役人をなくすすことを前提に事を進めるのが一番ですがね。
果たして平成生まれの人たちは年金は受け取る事が出来るのでしょうか?
ゼロではないにしても雀の涙でしょうね。