アイデア商品と王様のアイデア
所用があって千葉県にあるJR市川駅に出かけて、待ち合わせまで少々時間が有ったので駅ビル(シャポー)にある王様のアイデアにでも立ち寄って、時間つぶししようかと思いきや既に影も形もなく、戻ってからネットで調べてみましたら、どうやら全ての店舗が閉鎖してしまったようですね?
でね、このコラムを書くに当たって王様のアイデアで販売していたアイデア商品を思い出そうとしたのですが、ほんとに見事なほど何も思い出せないのでありまして、何とか思い出せたのがもの凄く小さい鉛筆を半分に切ったほどの大きさの望遠鏡と、ハンカチに都内近郊の路線図がプリントされたハンカチ、あとは必死に思い出そうとしても王様のアイデアで販売されていた商品は忘却の彼方に消えてしまったようで、一切思い出せないので有りますね。
まぁアイデア商品なんてものは、一般に受け入れられればやがてメジャーな商品へと成長していって、流通経路も広がるでしょうし、逆にアイデア倒れと言いますか何だか凄いアイデアだと作った人は思って居ても、実際に買ってみる人は一人もいなかったなんて商品でしたら、そもそも市場から消えていく運命でして、まぁネットの発達だとかも絡んで、店舗運営が難しくなったのでしょうかね?
それに詳しい事は分からないで書いているのですが、王様のアイデアで販売していた商品は、特許とかで守られて居るような商品っていうよりも、ちょっと面白いなとか、他には余りおいていなくてそれほど実用的ではない気がするけど、面白いなってレベルの商品だったのじゃないかな?とまぁどんな商品が販売されていたのかは、すっかり忘れて勝手な事を書いているわけですけれどね?
そんな事を考えてこのコラムを書いておりましたら、確か数ヶ月前にアイデアライフ、頭で儲ける時代って名前の雑誌が廃刊になったんだか、そんなニュースをふと思い出しまして、でもって何となく思うのは、ちょっと思いついたレベルのアイデアで大儲けできる時代ってのはとっくの昔に終わっていて、ちゃんと研究開発したりするとか、企業の力みたいなものが必要で、個人レベルでは難しくなって居るのかなって思いますね。
追伸
ちょっとしたアイデアで大儲けって事で思い出すのは、誰に聞いたのか忘れましたけど、洗濯機に取り付けるクズ取りってんですか、それを考えついた人が特許を取って大金を手にしたって聞いていますが、アイデアが弾みでお金になる良い時代だったのかもしれないですね?