起業のアイデアと成功の法則
何度事業に失敗しても繰り返しチャレンジ出来るだけの財力と体力と精神力があれば、思いつきであろうと何であろうと先ずは事業を興して営業してみるのがベストなのでしょうけど、残念ながら殆どの場合において一度事業に失敗すると、貯金を底をついた状態ですとか酷い時ですと借金が残ったり自己破産してしまう事だって有りますし、人間誰しも年をとって体力も衰えてきますし、一度事業に失敗しますと気力も無くなってしまったりするのですから、起業するときには覚悟と入念な事業計画が必要ですよね。
でここで問題が有るのですが何か新しい商売のアイデアが頭にひらめいて起業を考えたときに、まだだれも手を付けていないのですから先例も当然有りませんし、事前の市場調査など儲かるかどかを試算して大丈夫だと思っても、事業を立ち上げて最初のうちはうまくことが運んで順調に営業を継続出来ていても、直ぐに参入する業者が現れて初期投資を回収しないうちに行き詰まってしまう場合だって有りますよね。
まぁそんな事を言い出しましたらどんな素晴らしいアイデアだって実現出来なくなってしまうのでありますが、一定の成功の法則みたいなものはあるような気がするのです。
その成功の法則の一つには軌道に乗って収益を出して初期費用を回収するまでのスピードに有るような気がします。
これはまぁ当然の話で起業して2~3年以内に倒産したり撤退してしまうベンチャー企業はほぼ全てそれまでに黒字に転換できなかったとか、起業時の借入金の返済が重荷になったとかとにかく運転資金が続かなくなったのが原因ですから数カ月単位もしくは少なくとも1年以内には、黒字を計上出来るスピードがないと事業は失敗に終わる可能性がとても高くなると思います。
これは起業してから3年とか5年とか資本を食いつぶしながら頑張って黒字化を目指して営業を継続して、苦節10年とかで花開場合も稀に有りますけれど、これから起業して事業家としてやっていこうと考えるのであれば、やっぱり半年で黒字になって利益が確保出来る計画じゃないと現実問題難しいと思いますね。
でね、事業を新たに興す際には継続性なんて部分も問題にされますけど、銀行から融資を受ける場合などは別に致しまして、小規模で営業展開をかけていくのでしたらヒットアンドアウェイじゃないですけど、素早く初期投資を回収致しまして黒字が出ているとは継続して、利益確保が難しくなったら別の展開を考えるくらいの身軽さでも、失敗しないだけ大成功ではないかと思いますね。