蝉が減少?
夏休みの自由研究と言えば私の子供の頃には蝉の標本なんてやつを持ってくる子が結構おりまして、その気になれば蝉なんてのは嫌と言うほどいましたし、捕まえるのも差ほど難しくなかった気が致しますが、どうも自然豊かな私の住む周辺でも何だか蝉の声が余り聞こえなくなりまして、これはもう相当蝉の数が減っているのでは無いでしょうか?
一応、日本では蝉を食べる習慣はないですし、最近の子供は私が見る限りでは虫かごと網を持って蝉取りに頑張る子供の姿も見ませんし、あんまり蝉の天敵がいて蝉を見たら捕食しちゃうなんて生物の存在も聞いた事がないので、やっぱり人間以外の生物にはとっても住みにくい状況になってしまっているのでしょうね。
まぁ私が住む東金市でさえ蝉の数が随分と減っているわけですから、暑い夏の盛りに蝉の声を聞かないまま夏休みの終了を迎える子供がいてもおかしくないと思いますし、俳句の季語ですとか夏を表す効果音としての蝉の声なんてのも段々医務が通じにくくなるような将来は嫌ですね。
確か平成に入りまして昆虫ってのは虫かごと虫取り網で自分で捕まえるものじゃ無くて、デパートの玩具売り場の特設会場に買いに行く事に何の違和感も持たない人が増えて来たように感じますけど、そうなると買い手が付くカブトムシとかクワガタなんてのは大切にされて、お金にもならない蝉なんてのは益々住む場所が無くって来てしまうのではないでしょうかね?
でねクールビズですとか温暖化対策なんて言葉を最近になって良く聞くようになりましたけど、だいたい何でもかんでも地面をコンクリートやアスファルトで固め過ぎなのでありまして、別に土のままでも構わないような所はそのままにしておいても良いのかなとも思いますし、ただ生えてくる雑草とか現実的な問題を考えると、まぁ簡単には解決策が出てこないのでありますよね。
解決策は出てきませんが、暑苦しいって感じる時も有りますけど日本の夏はやっぱり金鳥と蝉の鳴き声と花火は欠かせませんよね。
追伸
昨年はエアコンを使わないと決めて、確か我慢できなくてエアコンのスイッチを入れてしまったのが2回くらい有ったのですけど、蝉なんてのは暑ければ暑いほど元気よく鳴き出すような気がするのですけれど、彼らは暑さを感じないのでしょうね。
まぁ地上での命はとっても短いようですから暑さなんて気にしている暇は一秒たりとも無いのでしょうけどね。