お年玉の相場

富裕層と貧乏な世帯と日本が二極化していると言われますが、それはたぶん子供の世界にも当てはまるのでありまして、親が裕福でなおかつ親類縁者が多い小学生や中学生でしたら、お正月に集まるお年玉だけで、フリーターの方が稼ぐ月収を超えてしまうでしょうし、課程が裕福でなく親類縁者とのお付き合いも少ないお子さんなら、お年玉総額が1万円にも満たないって事が多々あるのではないでしょうかね?

で確か私の記憶の限りでは、お年玉の平均額(相場)の調査報告がされていてマスコミで報道されていたりしたと思うのですが、最近でもあのお年玉の平均額(相場)の調査発表ってのを行っているのでしょうかね?

個人的な感想を書きますと、私自身が余り裕福な家庭で育ってませんでしたので、あのお年玉の平均額を聞くと何だか暗く悲しい気持ちになって記憶が有りますし、たぶん余り多額のお年玉を貰えない子供にとっては、あの手の報道を聞きたくないのではないでしょうかね?

さてココで少し話題を変えてしまうのですがこの原稿を書いている2009年11月現在、未だに日本はとても深い不況の中に沈み込んでいるようで、少し明るい兆しが見えたかと思ったら、それを上回る先行き懸念材料が出てきたりと、倒産件数も相変わらず多いようですし、来年も小学生・中学生の貰ったお年玉の額の調査をやるのかどうか解りませんが、結構相場としては落ちてしまうのではないでしょうかね?

ただし、このお年玉の調査をインターネットでやった結果って事になりますと、たぶん実情と言いますか平均を表した額にはならないと思うので有りまして、もし来年のお年玉相場の調査結果の調べ方がインターネットを使っての場合、実際よりも高い平均額って事になるでしょうね?

つまりその、家庭にインターネット環境があるとか何らかの方法でインターネットに日常的にアクセス出来る人の子供が、お年玉を貰った額の調査対象になるわけですから、余り裕福でなくしかもインターネット環境を持たない人は調査対象から外れてしまいますからね?

まぁ最近では電話での聞き取り調査がとても減ってしまいまして、インターネットのアンケートによる調査結果を使う市場調査がとっても増えていますので、その事に目くじらを立てるほどでは無いとは思いますが、小学生・中学生のお年玉の平均額を聞いて、自分は相場より少ないって事で気を落とすことは全然無いと思いますよ。

それに子供の頃に金で苦労したほうが、大人になってその経験が生かせるって事も有りますからね?