旧知の社長の会社倒産

その社長、仮にF社長と呼ぶことにしますが私がサラリーマンだった時代に同じ拠点長として仲間として長年働いてきて、私と同時期に会社を飛び出して気が付いたらお互いに自分の会社を経営する経営者になっていて、一時期は同じ事務所で働いていたこともある大変に付き合いの長い社長さんだったのですが、暫くの間忙しさにかまけてお互いに連絡を取ることもなく、久しぶりに連絡を取ろうとしたら会社の電話が通じなくなっていたのですよね。

メールを出しても返事はないし、何日かして携帯電話に出てくれたのでY社長が無事でいることと、経営していた会社を畳んで今は何処かで働いていることを知ったわけですけど、一時期の景気の良かった時を知っているだけに、なんだか寂しい気持ちになって、Y社長のほうも小さな声で話すだけで余り多くを語りたがらない感じでしたので早々に切ったのですが、まぁ企業を経営していますと結構な確率で破綻や倒産ってのが立ち塞がるのですよね。

もちろん今元気な会社だって過去に何度も倒産の危機を乗り越えて来た企業も少なく無いと思いますし、危機を乗り越える事によって強くなる場合も多いのではないかと思うのですが、残念な事に一度失敗した経営者ってのは未経験者よりも再起が大変だったりする場合が有るのでは無いでしょうかね?

話をY社長に戻しますと短い話から分かったのは事務所を畳んで、今はどこかで働いて賃金を得ているとだけ分かったのですが、想像するにホームページは会社が営業していた頃と全く同じ状態で公開されていて会社清算のお知らせなどの告知はありませんし、弁護士が会社清算に関与している風でもなかったですから、そうとう厳しい状況に追い込まれるまで頑張ったんだか借金を増やしたのだか、キチンと会社を清算することも出来ない状態で畳んだことが元気のない受話器の向こうから聞こえてくる声で想像できたのですが、再起してビジネスの前線に戻って来ると良いなって思いましたけど、それ以上に私も頑張らないと後を追うことになってしまうって気を引き締めたのが現実ですね。

まぁ上場企業だって簡単(じゃないかもしれませんが)に倒産してしまう昨今ですから、零細・中小企業が倒産する数なんてものは確か毎日、数十件に上るって事だったと思いますから、悲しいことに他人を心配するのは二番目で最初に我が身を心配してしまうのですよね。

なにせ再チャレンジってのがハードルが高いようですから失敗したら全てが終わりって気持ちになってしまうので有りますからね。