トラブル対応と初期の対応

火事でもまだ火が小さいうちに水でもかけてしまえば消えてしまうのですが、どうも間違ってウチワで仰いでしまうようなトラブル対応をしていることに気がつかない人も世の中には少なくないような気がするのでありまして、今回のコラムではそんな企業のトラブル対応について書いてみようと思います。

巷ではトヨタ自動車のプリウスのブレーキ問題とかが話題になっていますが、どうもトヨタ自動車の社長はトラブル対応において油を注いでしまう対応をしてしまったようで、さっさと適切な対応をしていればここまで大きな騒ぎにはならなかったのではないかと思います。

例をあげますとブレーキが利かないとかブレーキ抜けの事が騒がれ出したときに、それはフィーリングの問題であってプリウスには問題がないと発言致しましたが、まぁ社長本人は火消しをするために自分なりに考えた結果の発言なのでしょうけれど、具体的な根拠も示せないまま感覚の問題だと発言して騒ぎが小さくなる訳も無く、余計に騒ぎをお菊してしまった感じが致しますね。

もちろんあの段階でプリウスに欠陥が有りましたなんて発言も出来ませんから、せめてただ今調査中で何日後に詳しい調査内容を発表するとか、外部の専門家に調査を依頼してその事を発表するとか出来なかったのでしょうかね?

なんといますか不具合や欠陥に限らず、事実と違うことを強弁してしまって問題ないとか想定の範囲であるとか言ってしまいますと、往々にしてそれはトラブルの火消しでも何でも無くて、燃料投下になっているに過ぎないと思うのですが、こーゆー対応はなんだか大企業で神輿の上に座っているような経営者がやりがちな行動のように思いますね。

なんと言いますか会社組織の人間ってのは、最優先課題が会社の利益を追求したり守ることであって、その次にユーザーの事とか取引先とか世間の体面みたいな感じで考えている人が少なくないのではと思うのですが、えてして客観的に物事を考えることが出来なくて、しょーもない言動で会社の立場を守ろうとしてしまうから窮地に陥ってしまうのではないかなって思いますね。

まぁトヨタ自動車の子ども社長なんて書かれていたりもしていますが、どうも厳しい社内の生存競争を生き抜いてきたわけでも、自分の能力だけで出世してきたわけでもないようですので、今回のトラブル対応は能力に余る内容なのではないでしょうかね?

やっぱ世襲制ってのは伝統文化以外には弊害がありすぎるような気が致します。