欠点は乗り越えると宝になる
営業職に限ったことじゃない話ですけど、あんなに仕事が出来る人だったのに部下を持つ管理職になった途端に無能の人になってしまう場合があります。
つまり自分自身では仕事が出来るんだけど人を育てることが出来ない状態です。
最初のうちは管理職自身が部下の分まで仕事をこなして無能な部下の分までカバーして体裁をつくろうなんて事も出来ますけど、いつまでもそんな状態のままは無理ですよね?
で今回のコラムのテーマが欠点を克服すると宝になるって話です。
基本的に出世する人というのは欠点が少ない人なんですけど、欠点を克服してきた人と、元々欠点が少ない人が居ますよね?
極端な言い方をしてしまいますと元々欠点が少なくて克服した自覚がない人というのは克服する方法を知らないのですから、部下の欠点をうまく指導して克服させてあげる事が出来ないのです。
例えば飛び込み営業で見知らぬ処に飛び込んで入っていって話をするって普通の営業活動がありますけど、最初から物怖じしないで出来た人もいれば、どうしても足がすくんでしまって上手く出来ないとか恐怖が先にたってしまう人がいます。
今は何の問題もなく飛び込み営業をやっている人だって中には新人時代は全然無理だって人もいます。
それを方法は色々ありますけど克服出来た人ってのは、何か簡単な事から始めただとか、上司のちょっとした一言やサポートで克服出来ただとか、嫌々でも一年間やっているうちに慣れただとか克服した方法があると思います。
こんな人が上司になって人の上に立った時にはその自分の経験が部下の指導にとっても役に立ったりします。
人には必ず複数の欠点がありますよね?
欠点がない人はいないのです。
そこまでは程度の差があってもみんな同じなんですけど、それを欠点のままで人生終わらせるのか克服して宝にするかってのは、その後の人生が大きく変わって来ると思うのです。
ただし
立ち向かうだけが克服じゃない
やっぱり向き不向きってのは有ると思うのです。
それは今まで生きてきた様々な人生経験だったり環境によって出来たもので個性とか呼ばれます。
で何か不得手な分野ってのは欠点だと思ってはいけないのです、それも個性なんです。
いくら頑張っても明るくなれない人でしたら、克服するのもひとつの方法ですし、さっさと自分の個性だと考えて自分を活かせる道を見つけるのも人生成功の方法ですよね
まぁ中には克服できない個性もあるって考え方も間違ってはいないと思うのです。