自動車とステータス

たぶんバブル経済の終焉までは、所有している乗用車と社会的な地位とか収入が比例しているような所が有ったと思いますが、今回のコラムではそんな事について書いて見ようと思います。

学校を卒業して社会に出たら先ずは中古車を購入して、やがて結婚して子供が生まれたらファミリーカーに乗って、それから年を重ねる毎に徐々に所有する乗用車もグレードアップしていきまして、頑張って出世して最後はクラウンみたいな風潮が確かにあったと思いますし、自動車メーカーもそんな事情に合わせて、車のラインナップを拡充してきたと思いますが、私の感じる限り車に対する思いとか、妙なものが無くなってきたように感じるので有りますね。

つありその一昔前でしたら、40歳にもなって子供もいてそれなりに名前の通った企業に勤めている家庭が、軽自動車を乗るのは近所の目が・・みたいな風潮が有ったと思いますが、最近はすっかり車が道具と言いますか、移動する乗り物であって所有する人間の価値は全然無関係で、例え裕福であっても無駄に大きな排気量の自動車を所有するほうが。見栄って感じに段々なってきたようで、良い風潮だと思いますね。

ですので自動車の営業マンも相手の社会的な地位でこの人はクラウンを勧めるとかカローラを勧めるとかでは無くて、使用する目的ですとか違う視点でのセールスが必要になって来ると思いますし、車の買い換えそのものの動機が収入が上がったとかではなくて、今乗っている車が修理できないほど使用したから買い換えるって感じになってきまして、あと10年もしますと完全に社会的地位とか収入と所有する乗用車は切り離して考えるか、カーシェアリングのような自動車の利用が普及してきて車に対する考え方が更に違ったものになっているのではないでしょうかね?

まあもしかしたらその頃は自動車メーカーの数も半分位になって、動力源も電気とか水素とか違うものになって、現在とは全然状況そのものが変わっている可能性も高いですけどね。

追伸
個人的な感想では、車にお金を使うよりもより豊かな生活が出来る事に気が付いてきた人がどんどん増えていると思いますし、無駄に大排気量の車を運転して一人しか乗車していないのに無駄にガソリンを消費したり、必要以上にCO2をまき散らして移動するほうが、よほどみっともないって事だと思うので有りますが、こーゆー考え方もごく普通に多くの人から出てくるようになったきたって時代なのですよね。