ハイブリッドカーの寿命
慌てる乞食はもらいが少ない・・うーんちょっと違いますね、えっとここ数年でエコって言葉が氾濫してきていまして、実際には少しもエコになっていないのに、エコって言葉を付けてしまうエコポイントだかよく分からないものが氾濫しているのですけど、今回のコラムでは最近やはり急に脚光を浴びているプリウスを始めとするハイブリッドカーについて考えて見たいと思います。
でね、私と同じ疑問を持っている人はとっても多いと思うのですが、ハイブリッドカーっていっても動力源の仕組みはともかく、所詮はガソリンを燃やしてエネルギーとして使用しているのには違いがないわけですから、少々燃費が良くなってその代わりに製造コストが上昇して販売価格が高くなった乗用車って事なのでは無いでしょうかね?
ですから原油が枯渇、もしくは急激に価格が高騰してしまいましたらガソリンを燃料とする自動車は普通のガソリン車だろとハイブリッドカーだろうと、無用の長物になるのは一緒なのでありまして、そう考えますといくらハイブリッドカーだとエバって見てもガソリンを積み込んだ自動車の寿命はそれほど長くはなく、現在プリウスの中古車価格が新車より高いだなんて不思議な状況はおかしくて仕方が無いので有りますね。
まぁたぶんトヨタのほうもガソリンエンジンを積んだハイブリッドカーなんてものはワンポイントリリーフと考えて、次世代の電気自動車ですとか水素を動力にする乗用車なんかの量産化に成功致しましたら、手のひらを返したようにガソリンを燃やすのは悪だって感じでキャンペーンでも始めるのではないかと予想していますけどね。
私の個人的な考えとしてはエコロジーに貢献して、地球環境の悪化を少しでも減らしたいのであれば極力車には乗らないで公共の交通機関を利用するとか自転車を利用するように心がけるべきですし、自動車の生産時や廃棄処理する時のCO2排出やエネルギー消費を考えましたら、今使えるものはキチンと整備して出来るだけ長く大切に使うってのが基本なので有りまして、まだ十分に使える車を買い替えてしまうってのは、エコでも何でもないって思うのですけどね。
話を元に戻しますと、いまのガソリンを燃料にするハイブリッドカーの寿命は、温暖化対策の強化とか原油価格の先行きとかを冷静に考えますと、どう考えてもあと10年は持たないのでありますから、中古価格も思い切り下落するでしょうし慌てて買う必要性は一切存在しない、寿命が見えている車ではないかと思いますね。
追伸
政府も環境破壊なのか環境対策なのかよく分からないエコカー減税なんて事をやらないで、自転車購入の補助ですとか自転車専用道の整備にでも税金を使ってくれたほうが余程有意義だって思うのですけどね。