リーフ(EV)で日産の逆襲が始まる?
トヨタと日産が日本の自動車販売で良い勝負をしていたのは遠い昔の話でいつの間にか元気が無くなってしまいまして、ここ数年はカルロス・ゴーン社長の話題が出ても販売する車では話題になる車種が記憶に無く元気がない状態が続いていたように思いますが、今度起死回生の一矢とも感じられるEV車リーフを市場に投入することが発表されまして随分と話題になっているようですね。
どこかのハイブリッドカーのようにガソリンエンジンを併用すること無く完全に蓄電池と電気モーターだけで走行致しまして、一回のフル充電で160キロ以上の走行が可能で販売価格は376万円ですが補助金が使えるので299万円で購入出来るとの事ですね。
少々航続距離が短いような感じなのとガソリンの給油時間と比べて充電に時間がかかるのが問題だとは思いますが、ガソリン代と比べまして格段に安い充電にかかる費用ですとか、ガソリンエンジンのように定期的にオイル交換をする必要がないとか、地球環境の事を考えなくてもメリットは大きいように思えますし、リーフには既に多数の予約が入っているとの事ですから、量産効果がそのうちに出てきて値段的な問題も解決されて行くのではないでしょうかね?
で思うのですけどどう考えてもガソリンエンジン併用のプリウスなどのハイブリッドカーと日産のようなEVではハイブリッドカーに勝ち目はないように思うのでありまして、数年で日産自動車の大躍進が始まるような気が致します。
価格についても量産効果で下がると思うと書きましたが、ガソリンエンジンと電気駆動の両方を車に搭載するハイブリッドカーでしたら従来の自動車よりも更に部品搭載の点数が増えて重量も増えてコストダウンが難しくなると思うのですが、EVの場合でしたら専門家も書いていたと思いますがガソリンエンジンで走る車よりも部品点数が大幅に減らせるとの事ですから、搭載するバッテリーの価格さえ下げる事が出来ましたら、今販売しているガソリンエンジン車よりも低価格でEV車が販売されるようになるのかもしれないですね。
追伸
個人的な感想ではトヨタはいつハイブリッドカーに見切りを付けてEVを本格的に取り組むようになるかどうかが今後の業績を大きく左右するのではないかと思います。
なにせいまトヨタの販売台数を引っ張っているのがプリウスを始めとしたハイブリッドカーですからこのあたりの見極めはとても難しいと思いますが何時までもハイブリッドカーを中心に製造していますと取り残されてしまうのではないでしょうかね?