アポイントの取り方

営業マンが売り込み先と面談する際にはアポイントを取りませんと相手にも不快に思われる迷惑訪問になってしまいますし、営業効率も悪くて仕方が無いのでありましてアポイントをしっかり取ることが営業の基本行動の一つでありますがこれが中々難しいのでありますよね。

大雑把にアポイントを取ると言いましても2種類有って既に取引や面識が有る場合と全くの新規で電話コールを行って俗に言うアポ取り営業を行う場合が有りますが、今回のコラムではそれぞれについて書いてみようと思います。

先ず最初に既に面識が有る顧客の場合ですが担当者が結構忙しくて自分も予定がそこそこ詰まっている時には中々予定が合わないならまだしも、相手からこちらの空き予定を聞かれて伝えたのは良いけれど、一向に返事が無くて他の予定が入れられなかったり他のアポイントの電話が出来なくて困ったことは無いでしょうか?

私も一時期これに随分と往生したことが有りまして、こちらの空き予定を伝える際には明日の朝までこの予定は入れないようにしますけど、午後には入れてしまいますのでご連絡がなければ再度こちらから電話しますといって対応していました。

ただまぁ既に面識が有る相手との場合は何とかなんりますけど、電話営業(テレコール)なんかの場合ですと何時にするとかその前に何とかして時間を取って貰って面談してくれるまでが結構大変ですし営業力が要求されるのですよね?

でね私の数少ない電話営業(テレコール)の経験から言いまして、何を目的としてくるのかはっきりと伝えないと相手としてもとても警戒致しますし、身構えてしまいましてアポイントが取れない結果になる場合が多いと思います。

ですから30分時間をお取りいただきまして弊社の新製品である絶対倒れない竹馬の紹介をしたいと思いますので、来週の水曜日の10時から30分間などいかがでしょうか?

そんな感じでアポ取りの営業をしていました。

先にかいたポイントの他には自分(営業マン)から来週とか先の日時を指定致しまして返事を聞くって方法が比較的成功率が高かったような記憶が有ります。

何と言いますか何時がご都合宜しいですか?なんて聞き出そうと致しますとYesかNoで答えることは出来ませんし先の予定は分からないとか、どうもアポ取り成功率が低かったのでありまして、かえってこちらから指定する感じで日時を話してしまったほうが興味が有って空いていればYesで答えてくれましたし、このやり方の成功率は高かったのです。

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