瀬戸際商談・交渉

チキンゲームってどっちが根性と度胸があるかどうかを競うゲームが有りますけど、商取引の商談におきましても瀬戸際外交ならぬ瀬戸際商談みたいなやり方を得意とする人もいらっしゃるようで今回のコラムではそんな事を書いてみようと思います。

さてこの条件を受け入れて貰えないようであれば取引を停止するとかその手の恫喝に近い交渉をする場合ですが、本来そういった高圧的な立場に出ることが出来るのは元請け側ですとか仕事を出す側なのですが、逆に力の弱い下請け企業の経営者の中には、おもいきり瀬戸際商談をしてしまう方もいらっしゃるようです。

実際に取引停止になってしまえば会社の存続さえ危ななってしまう場合も有ると思うのですが、何と言いますか迫力とでも言いますか肝が座った状態で瀬戸際商談を行いますと、自分の言い分が相手に受け入れられる事も少なくないような気が致します。

ただね北の将軍様じゃないのですから退路を絶って瀬戸際商談をしなければならないような状況にならないように普段から手を打っておく必要が有ると思うのでありまして、どこかの国と違いまして頻繁に瀬戸際商談とか交渉とか折衝をしていましても何時までもうまくことが運ぶわけはないですし、そのうちに取引してくれる相手がいなくなってしまうのではないでしょうか?

しかしまぁ零細企業や中小企業が大企業ですとか元請け企業と互角に渡り合うためにはそれなりの迫力ですとか交渉術を駆使致しませんと、どうしても会社の規模の大きさですとか取引の状況によって自分にとって不利な条件を飲まされてしまう場合が少なくないのでありますから、時には北の将軍様の百分の一位の瀬戸際交渉をしても良いのかもしれないですね。

けど何度も使うと失敗しますけどね。

追伸
交渉上手といわれる人は世界中に沢山いると思いますけど、たぶんその交渉上手と言われている人の大部分の人が自分が所属している会社の看板の力や肩書きが力を発揮致しまして少々交渉が上手にできている場合が少なくないのではないかと思うのでありまして、何かの理由で組織を離れて肩書きも無くなってしまった途端に過去の交渉上手が嘘のように普通の人になってしまう人も少なくないのでありまして、このあたりは良く考えないといけませんね。

しかしどうも交渉や訴訟社会に向かっているようでありまして、その手のテクニックやスキルが必要になってきた日本ですよね。

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