ソーシャルビジネスとは?

社会貢献をしつつビジネスを展開する一つの業態

個人商店やSOHOビジネスと混同しやすい

意味の分からない言葉が出てくると時間が有る限り調べるようにしていますが、今回のコラムではソーシャルビジネスの意味について考えてみたいと思います。

まずソーシャルの意味は社会的なって事でそれにビジネスがくっついてソーシャルビジネスになるわけですけど、大雑把な感想では企業が社会的貢献をしつつビジネスとして成立させるような感じで、例えば貧困地域に投資して雇用と利益還元を行うって感じでしょうね?

思うに本来はね行政の仕組みにおいて富の再配分システムが機能致しまして、貧富の差が開きすぎたり社会の二極化が極端になりすぎないように調整すべき事なのでしょうけど、経済のグローバル化ですとか国際競争なんてのがからみ合ってきて民間の力も必要だって処でしょうかね?

さて話はソーシャルビジネスから少々離れますけど、実態は環境破壊をしていたり公害の原因を作っている企業が会社案内では環境問題に一生懸命取り組んでいます!なんてことを何故か一生懸命アピールしているなんて事は無いでしょうか?

何と言いますか例えば貧困地域の労働者を低賃金で雇用致しまして、本来は従業員や働いている人に還元すべき利益を役員報酬と内部留保に勤しみまして、まぁそればっかりじゃ流石に世間の体裁が悪いだろうって事でいきなりソーシャルビジネスに取り組んでますよなんて企業も出てこないでしょうかね?

まぁ世間体を気にしての行動でもやらないよりはやったほうが全然ましって事ではは有りますけど、何と言いますか企業のイメージ戦略みたいな感じでソーシャルビジネスが使われるのは何となく嫌だなって思いませんか?

その辺りは中々マスコミを通じて出てくる情報だけでは実態は分かりませんし、やっぱりイメージ戦略みたいなものに長けている企業にはかなわないのですけどね?

追伸

何と言いますか流行りとかビジネスの世界では結構ありましてどこかの企業が始めて評判が良いと多くの企業が追随するって有るじゃないですか?

環境問題とかエコビジネスとかソリューション企業だとか低炭素だとかね。

まぁどれをとっても悪い方向に向かっていくわけではなくむしろ歓迎すべき動きなのでありますけど、過去のそんな流れを見ていますと今度は各社がこぞってソーシャルビジネスに有る企業は本腰で、又有る企業はイメージだけで片手間に取り組みを始めるのではないかなって思いませんか?

まず始めるべきは労働者からの搾取だろって言いたくなるような企業も沢山あるみたいですけどね?

朗読版