ブラック企業の見分け方2

日本のデフレ脱却に光が見えてきましてデフレからインフレになって結果として失業率が下がってく事が期待されますね。

この辺りはフィリップス曲線をみるとはっきりしているようですし、なにせデフレってのは供給力過剰の生産過剰状態な訳ですから当然の事ながら物やサービスを供給する労働者は過剰状態になってきている状態で求人市場は求職者にとって厳しい状態な訳です。

これが逆にインフレ状態になりますと供給力の不足で物やサービスの値段が上がっている状態で当然ながら労働力の不足状態で、求職者にとって職を探しやすい時期に入ってくるわけです。

さて失業中で再就職先を探しているだとか、今の勤め先の人間関係の問題ですとか給料が安いだとかで転職先を探す人も数多くいらっしゃるのではないかと思いますがここで問題になってくるのはブラック企業ですよね。

これが会社案内に弊社は筋金入りのブラック企業ですだとか書いてあるとか、どこかにブラック企業リストが販売しているだとか確実な情報源があれば話は簡単なのですけど、そーは問屋がおろさないので極力事前に自分で調べる必要が出てくるわけですよね。

しかし今まではデフレ状態で正社員の求人の数なんて絶対数でおもいきり不足していた状態ですから、働けるだけましとか、条件を言っている場合じゃなくて兎に角いまは働く場所を探して日々の生活のための賃金を得る必要がある人が多かったと思いますけど、インフレ状態つまり好景気の時代になればこの辺りはかなり改善されてきて、働く場所のえり好みが出来るようになってきてブラック企業の選別もしやすくなるでしょうね。

では本題の?ブラック企業の見分け方について書き始めますが、労働時間が長い企業が必ずしも該当しないって事を押さえておかないと実は優良企業なのに避けてしまうって事が発生してしまうと思います。

私の経験や伝聞で恐縮ですが高度成長時代から2090年に入ってバブル経済が弾けるまでの好景気の時代には、成長している企業の多くの従業員は朝早くから夜遅くまで働いていまして週休二日の企業は少数派でした。

私自身も30代まではサラリーマンとして朝8時には会社に到着して夜の9時10時まで労働なんてのは当たり前で、月末近くになりますと帰るのは午前様なんて事は普通でしたね。

でも所属している会社は良い会社だと思っていましたし問題があるとは全く思いもしませんでしたね。

もちろん離職(退職)していく仲間もそれなりにいましたがなにせ好景気だったので、ステップアップみたいな感じでの転職が多かったと思います。
※つまりブラック企業の定義=長時間労働といった単純な話では無いって事です。

で今巷に言われているブラック企業と何が違うのかを考えてみましたら、やっぱり真面目に働いていればちゃんと給料が上がっていくし、出来ない社員にもちゃんと居場所があった事でしょうね。

なんて事を昔の会社の事を思い出した訳です。