キャリートレード

誰が言い出したのか黒田砲といわれる日銀の量的緩和で市場に出回る通貨の量を倍にするって事でキャリートレードに触れる話題が出てきているようですね。

まずキャリートレードとは国家間をまたいだマネーゲームなのでありまして金利の低い国(通貨)で金を借りて(資金を調達)して金利の高い国(通貨)で運用して利ザヤを稼ぐ何の生産性もない単なる金の亡者が行うゲームなのであります。

なにせ日本の国債金利は世界最低水準の1%を下回る金利をずっと維持しているのですから、日本円で資金を調達いたしまして仮に年利3%でもって運用できれば2%の利ザヤを稼ぐ事が出来るのでありまして、こすっからい人々・・まぁ国際金融資本とかそーゆー人々に振り回されるのは困ったものです。

さてここでお金(通貨)に関する考え方なのですが第一目的はもちろんご存じのとおり物々交換の不便さをなくして経済を円滑に運営されるべき単なる道具なのでありまして、さらに税金を発生させて富の再配分とでもいいましょうか、稼ぎに応じて税金を徴収して社会的なインフラ整備ですとか万人に対する投資(消費)を行うわけですよね。

さらに金利ってのは基本的に資本主義経済が健全に運営されている場合におきまして、物価ってのは緩やかに上昇していくだいたいインフレ率で2~4%程度で物価上昇していきますから、当然の事ながら通貨の価値はインフレ率に応じて下がっていくのでありまして、それを補うために金利ってのが発生してバランスをとっているのではないでしょうか?

で、話はキャリートレードに戻りますけど一番目の物々交換の面倒くささを解消しての目的には合致していませんし、インフレ率と通貨価値の下落のバランスをとる働きどころか、逆に国際間で大きな資金移動がおきて特定の通貨に資金が流れ込む事によって金利の不自然な変動を呼び起こしまして、通貨不安を招く要因にもなるやっている本人たちは楽して金儲けできる方法かもしれませんけど、それ以外の人には迷惑な存在でしかないのではないでしょうか?

そんなわけで国際金融資本から国民経済がイニシアチブを取り戻さないと、キャリートレードみたいなマネーゲームで健全な資本主義経済がゆがめられてしまったり、真面目に働くのがあほらしくなってしまう状態にならないための手を打つ必要があります。

例えば関税みたいな形で国際間の資金移動に税金をかけるとかね?まぁこんな事を言い出すとどこかの新自由主義者とかグローバル経済馬鹿が、そんな事をしたら大変な事になるとか訳のわからない事を言い出すと思いますけど、そろそろお金の本当の目的に立ち返ったほうが良いのではないでしょうか?