Firefoxのフリーズ、バージョンアップの考察

ついに我慢の限界が来てしまったために長年使い慣れたFirefox(ファイヤーフォックス)にお別れを告げてGoogle Chrome(グーグルクローム)に先ほど乗換えが完了したわけですけど、最初にインターネットエクスプローラからFirefoxに乗り換えたときは動作が軽くてサクサク動作するのに至って感動したわけですけど、バージョンアップを繰り返すたびに徐々に遅くなっていたのでしょうが、ついに簡単に固まるフリーズする状態になってしまってYoutube動画などはもう閲覧自体が難しくなってきてしまって、今回の乗り換えに至ったわけですが、この手の失敗ってのは昔からよくあるのですよね。

これは車なんかでもモデルチェンジを繰り返すたびに徐々に車体が大きくなって重量が増加されてきてきびきび感が薄れていくのに似ていますけど、ソフトウェアの開発者の問題というよりも商品企画とか営業方面の認識ってのにも問題があるのでは無いでしょうか?

つまりソフトウェアってのは定期的にバージョンアップされていく事で機能を追加して他社との競争力を維持する事と、既存のユーザーからの固定的なベース売り上げを確保していくのですけど、外部に公開してアピールするには様々な機能を追加する必要があるのは理解できます。

しかしながら機能を追加すると当然ですけどソフトウェアの容量は増大しますし、往々にしてメモリーをより多く消費したりより多くのハードウェアリソースを消費することになって動作が緩慢になるのですけど、今使っている機能で必要十分に満足しているユーザーにとっては、下手な機能追加されて動作スピードが犠牲になるなんてのは迷惑以外何者でもない話で、御免こうむりたいってのが本音ねんですよね。

たぶんソフトウェアの開発技術者の中にはユーザーの本音を理解している人も少なくないと思うのですけど、そんな少数の人しか使わないような見栄えだけの機能追加しても誰も喜ばないし、スピードを犠牲にして生じるデメリットのほうが大きいなんて言い出しましても、商品企画担当だとか営業筋には通じなくて却下される。

または開発者がユーザーが何を気に入って自社のソフトを使ってくれているのかまったく理解していなくて、自己満足の達成のためだけに誰も望んでいないような新機能を追加して社内で胸を張って発表いたしまして、実際にリリースしてユーザーが使い出して不満を感じるまで気が付かないなんて場合も有るのではないでしょうかね。

今回のFirefoxはどっちに当てはまるか不明ですけど、商品のバージョンアップの繰り返しに失敗したことは確かだと思っています。

追伸
前々から疑問だったのですけどFirefoxなんてものを開発して無料で世界中に配布いたしまして、いったどのような方法で経済的な利益を得て会社運営の資金を稼ぐのでしょうかね?