七転び八起き、転んで立ち上がったら人も会社も強い

私のお付き合いしている会社社長の中には過去に自分の会社が倒産した経験のある社長さんも少なからずいらっしゃいます。

どの方にも共通している事で すが、失敗を乗り越えてきただけ有って、人間的にも奥が深いですし妙に威張ったり虚勢を張ることも無く堅実に仕事をされている方ばかりです。

日本の場合、一度会社を倒産させてしまうと銀行からの融資はまず受けることが出来ませんし、不利な面が沢山あるのですが、それでも立ち上 がってきて再度会社を立ち上げて商売をされているわけですか、余程人間性が良くて一度会社を失敗しても回りの方がサポートはしないまでも、再起を認められ てビジネスの最前線にカムバックされてきていますので、とても強くビジネスの資質を持った方が多いと思います。

中には自分の名義では代表取締役になれないので配偶者の方を代表取締役にされている方もおられますが、これは諸事情で仕方が無いことだと思 いますね。

私が気になるのは、一度会社経営に失敗して自分の会社を倒産させてしまった場合、そのレッテルがどの程度の期間取れないのか気になるところ ですね。

一度失敗して立ち直った人間は強いとか、経験値から同じ失敗を繰り返す可能性は低いとか言われますが、銀行に口座を作って借り入れをおこ す、機材をリース契約で導入するとかは中々再起をした後でハードルが高くて難しいところも有るようですね。

しかし、しかしそれだけのハードルを乗り越えて再起してきた社長はやっぱり、強いと思います、特に昨日今日に創業したばかりのような会社よ りはよっぽどしっかりした所が多いと思いますので、転んで起き上がってきて、1年以上頑張っている会社は立派だと思いますね。

追伸

私はまだ危機は何度か有りましたが、会社を潰した事は一度も有りません、私のIT業界はトレンドの移り変わりが速いですから、今うまく行っ ていても半年後は分からない業界ですので、道を間違えないように堅実に行こうと思います。

2008年になって一気に世の中は不況に突入いたしましたが、こんなとき結構柔軟に対応できる零細企業が力を発揮するのではない かって思います。

固定費も低いですから不況時に身軽に立ちまわれる側面が零細企業には備わっているので有りまして、大企業とは違うので有ります。

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