二匹目のドジョウ商法は正しい経営方針?

元ネタの諺は柳の下に二匹目のドジョウなんてのは居ない事になっていますけど、実際にね障害孤独に一生を過ごすドジョウなんて絶対に居ないわけで、一匹釣れたら必ず他に数匹の仲間がいるんですね。

これを実際の商売で考えてみますとどこかの会社が大ヒットしたと見るや素早く同じ場所に釣り糸を垂らすってのは釣れるか釣れないか、売れるか売れないかわからない場所に釣り糸を垂らすよりも、誰かが釣り上げた場所のほうが何十倍も釣れる(売れる)可能性が高いですからね。

ただこの2番目のドジョウ商法が成功するのは何か商品がヒットするやと見たら、素早く商品を製造して市場に投入しませんとドジョウが移動する、つまりプロダクトライフサイクル(商品寿命)が終わってしまうかもしれませんし、他の会社が二匹目三匹目のドジョウまで根こそぎ釣り上げてしまうかもしれませんからね。

ですから素早く市場に商品を投入できる能力がある企業でしたら、山を張って大ヒットを狙うよりも二匹目のドジョウ商法で安全確実に小ヒットを狙ったほうが正しい経営方針であるとも言えるわけですね。

ただねぇどんな商法にも経験とコツがあるのでして、その手の商売に失敗する業者はとっても多くて何せ大ヒット商品なんてのは数ヶ月でブームが終わってしまうものですから、大急ぎで大量生産したのは良いけれど市場に発売できる頃にはとっくにブームは終わっていて、しかたがないのでディスカウントショップに一山いくらで叩き売られるなら良い方で、その失敗が原因であっけなく倒産しちゃう企業だって多いですからね。

そういえばね10匹目のどじょうを狙った会社まで出てきて全部が大失敗した例として超音波美顔器って覚えていますか?

簡単に説明すると洗面器のから無数の泡が出てきて、そこに顔をつけますと泡が発する超音波であら不思議、きれいなお顔になりましたなんて商品がありましたね。

この商品は広告宣伝の効果とか不思議なやらせの口コミとやらで一気に大ブームが来たわけですけど、確か数カ月後に消費者センターの実験で効果なんて無い事が発覚してしまいましたね。

まぁ一匹目に釣り上げたドジョウは実はよく似た外来種のまがい物だったわけで、最初に釣り上げたじゃなかったヒットを飛ばした企業も後に続けとばかりに類似品の製造に乗り出した業者まで一網打尽?表現がおかしいな、とにかく関係した企業のすべてが大失敗に終わったわけですね。

山を張って大ヒットを狙うよりも二匹目のドジョウ商法のほうが確実のようには見えますけど、大量生産して本家よりもうんと安くなんて作戦ですとやっぱりそれなりにリスクが有るんですよね。