任天堂の凋落と営業戦略の間違いを指摘する

京都の花札とカルタでお馴染みのじゃなかった今ではファミコンから始まった家庭向けゲームマシンの雄である任天堂が栄枯盛衰を絵に描いたような凋落が露になってきたようで三期連続の赤字決算、株価の大幅下落を皮切りにまたぞろ間違った情報を振りまくことで有名な経済専門誌ですとか経済評論家のたぐいが的外れな意見を述べているようですので、それについて書いてみようと思います。

まずね私の目にした経済評論家の意見は任天堂が凋落した原因はスマートフォン市場の開拓に遅れたことで、今後業績の回復を目指すためにはスマホ市場での巻き返しが必要なんだってさ!

売上を落として経営的な体力が落ちている時にわざざわ利益確保が難しくて競争が激しくて、しかも任天堂の成長を支えてきた小学生以下のターゲット層を切り捨てるような営業転換なんてしたら、まぁ先行他社の返り討ちにあって再起不能になってしまうのでは無いでしょうかね?

確かに今のゲーム市場ってのは最初に獲得した小学生あたりのユーザーの年齢が上がるに従って、供給しているゲーム会社の方も獲得したユーザーを逃さないために対象年齢を引き上げたゲームの供給を増やしたことは間違っては居ないのですけど、限られたリソースの中でコンテンツを開発しているんですから、そりゃ小学生とか幼稚園児向けのゲーム供給が手薄になってしまうんですよね?

でね経済評論家いわくスマホ市場に打って出るのが最善の営業戦略のような書き方をしていますけど、実際はね携帯電話を使ってゲームをダウンロードして遊べるだけの金銭的な余裕が無い、つまりスマホゲームで遊ぶよりも前の段階にいる子供にターゲットを絞ると言いますか、原点回帰すべきでは無いでしょうか?

少子化で子供の数は減っている訳ですけど、一人っ子が増えたおかげで逆に子供一人あたりの親やおじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントは豪華になっているようですし、だいたい幼稚園児とか小学校低学年向けのテレビゲーム市場なんてのはセガも撤退しましたし、独占企業としての販売が見込めるじゃないですか?

何と言いますか海に出ての魚漁を一筋に何十年もやってきたベテラン漁師さんでも山奥での渓流釣りに初めて挑戦するとなると、そりゃ海での漁のように上手く釣り上げることは難しいと思うのですよね。

でもって幼児向けに特化する事によってゲーム販売の基本中の基本であります、面白いゲーム作りに年齢を絞ってリソースを集中投下することが出来るようになると思うのですよね。