経営者の人格とお金の力

経営者ってのは人の上に立って仕事するわけだから人格的にも優れていて部下から慕われていないと経営者としての大成や成功は難しいと言われていますけど、時にはそんな通説に首を傾げてしまう場合も有りますね。

勿論、圧倒的に大多数の成功して会社を大きくしたり儲かっている経営者の方々は経営者としての優れた能力の他にも人格的にも尊敬できる人だってのは念のため書いておきますね。

まぁ外部から見る限りはどーしてあんな人格的に問題が有る性格悪い経営者の下で働いているなって感じても、実際に部下には優しくて性格悪いのは外部の人間とやりとりする場合だけなんて事もあるかも知れませんけどね?

しかし私の今までお付き合いした企業の中には業績もそれなりに良くて安定した経営を続けているようなんだけど、極力会って話もしたくないしもう一回取引はこっちからお断りだし、部下の社員の人も社長の事を心の中では非常に嫌っているのが察する事が直ぐにできちゃう状態なんだけど、けど会社は元気に営業しているなんて場合がありますね。

この場合、社員は仕事をお金のためだと割り切っているのか社長が嫌いでもみなちゃんと働いていますし、給料に不満が無いようで離職率が高いとかみんな転職を考えているなんて事もも無いようで、お付き合いして最初に訪問してから5年経過した後に訪問しても、ほぼ最初にお会いした時の社員がそのまま残って仕事していまして、相変わらず社長の性格はネジ曲がったままでしたね。

それに逆の場合ですといつお会いしても穏やかな人で人格的に尊敬できるし、働いている社員の人もみんな社長のことを尊敬し慕っているのが分かるんだけで、いつの間にか業績が低迷して倒産しちゃった残念な例も有りますよね。

つまり会社が業績を伸ばせないで倒産しちゃうってのは社長の人格よりも経営的な能力や営業力に起因して結果が出ますけど、社員が会社に残って真面目に仕事するかとかいった部分は、時には社長の性格に問題が有ってもお金の力が何とかするって現象が出るって事でしょうね。

ま、私はともかくですね社長が人格者で明るい職場でとっても労働環境が良い素敵な職場だけど給料は月20万円って所と、社長の性格にかなり問題が有ってそれが部下にも伝染するのか職場としては最低の職場でストレスの海みたいだけど、給料だけは抜群で月に100万円貰える職場が有ったとしたら、どっちのほうを選ぶかとか社員の定着率が良いかって話になってくるんですね。

たぶん大部分の労働者が給料の高い方を選ぶと思います。

ですから会社経営の世界では時にはお金の力が経営者の人格を上回ってしまうって悲しい現実が有るような気がするんですよ。