売上目標とロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果とはより困難な状況に陥れば陥るほど燃え上がるといいますかやる気が出てきて頑張ってしまう症候群なのですけど、今回のコラムではその事について書いてみたいと思います。

話は営業マンと売上目標に関係した事になりますが、管理者ですとか営業責任者の仕事の一つに部下が自らの意志でより高い目標に挑戦するように誘導するとか、まぁ場合によっては無理強いするなんてのが有ります。

営業マンの個人目標は自己申告で頑張ってもらうなんて建前上は会社からのノルマは無いような事になっていても、低い売上目標を設定しようとすると無言の圧力がかかってくるだとか、ひどい上司になるとより高い目標に挑戦する事で始めて目標の意味があって、普通に仕事をしていて普通に達成できるような売上金額は目標じゃないと断言している人も少なく無いと思います。

まぁ確かに目標ってのは高いところにあって挑戦するから目標なのであって、低い売上目標では意味が無いのも確かな話なのですけど、誰もがより困難な状況になるほど挑戦意欲が湧いてくるようなロミオとジュリエット症候群な人じゃないわけで、個人差が大きいのですよね。

私の個人的な推測では営業マンが仕事におきましてより困難な目標を目の前にするほど燃え上がるようなロミオとジュリエット的な人ってのはむしろ少数派で、かえって精神的に潰されてしまう人のほうが多いと思うんですよ。

むしろ営業マンは自分の営業力が上がってくる事が数字に現れてきて、より楽な営業活動でより大きな売上や粗利益を出すことが出来るようになってきて、それに比例して給料ですとか報奨金の形で現金収入が増加してくるって、正のスパイラルみたいな循環が出来ればどんどん成長してくるんじゃないかな・・なんてのは理想論で営業の個人目標は売上の精神的なプレッシャーとロミオとジュリエット効果の兼ね合いを考えつつ目標の設定が必要になってきますね。

それと気をつけなくちゃいけないと思うのがロミオとジュリエット効果が発揮されやすい営業マンってのは、営業力だとかいったところ以外の何か見えない精神論的な次元で営業活動に精を出すわけですから、ちょっとしたきっかけでね長期の売上スランプに陥ってしまうですとか、燃え尽き症候群みたいな状態になりやすいわけですから、そのあたりは上司や管理監督責任者は目配りが必要ですね。

ロミオとジュリエットだって2年も3年も燃え上がっている状態で生きていられるわけは無いんですから。