ワンマン社長と後継者と徳川家康

創業社長のカリスマ性と才覚によって一代にして会社を大きくした企業がワンマン社長が引退した途端に勢いがなくなるなんて事例は実に多いですし身近なところでは日本マクドナルドなんてのはその典型だと思います。

故、藤田田 日本マクドナルド社長なんてのは自他共認めるカリスマ社長でワンマン経営で成功したわけですけど、藤田田さん亡き後の今の現状を見ると藤田田社長の存在は実に大きかったことが分かりますね。

ここで話題は急に徳川家康に飛ぶのですけど御存知の通り、江戸幕府を開いてその後300年にわたって徳川幕府が明治維新まで継続するわけですけど、徳川家康を経営者に見立てますととても優れた先を見た経営者だと言えましょう。

家康は天下統一された天下をとった後にちゃんと幕府が続くように様々な仕組みを作ったと言われていますが、この辺りは学校の歴史の授業では教わりませんでしたから私も具体的には知らないんですけど、二代目三代目の事まで考えていない社長もやはり徳川家康の徳川幕府継続の仕組み作りについては習っていないんでしょうね。

日本には江戸時代から何代も続く老舗と言われる会社が沢山ありますけど、その時代が変化しても会社が次世代に引き継がれていく理由の一つに江戸時代から続いているんですから、家康とか徳川幕府のノウハウを密かに隠し持っているのかもしれないですよね。

またまた話題が変わりますけど何でも安倍政権では起業をしやすくするとか開業率を上げるための政府の政策を色々考えているんだそうですけど、それの是非はともかくと致しまして企業が安定して事業を継続できて従業員も安心して働けるような環境を目指すほうが先じゃないでしょうかね?

一説によると開業率が高い国ってのは失業率が高いですとか従業員が解雇されやすいですとか、企業の倒産率が高い場合に開業率が高くなる傾向にあるそうですからね。

そもそもですね日本の国際的な競争力を上げるのが政府の目標なんでしたら、新しい会社の起業を応援するもの確かにそうなのかもしれないですけど、そんな新規開業支援よりも100倍は今ある企業がですね、50年100年と事業を安定して継続できてその中でブランド力を高めるとか技術やノウハウの蓄積がなされる方向のほうが日本の国際的な競争力が高くなると思うのですけどね。

それを脇において起業を応援して開業率を上げるだとか海外から労働力を呼び込んでとか、どうも目指す方向が180度違っているとしか思えないような動きが最近目に余るんですよ。