インターネットを使った販売促進事例
携帯端末を含めますと一応は普及率が80%を超えた昨今ですが、実際の商売で販売促進に活用しましょうとしても中々成功事例が少なくて実は失敗事例のほうが多いのが現状ではないでしょうか?
先ず最初に実際に特定の場所に店舗を構えて来店者に対して商売をしているような企業がインターネットを活用して販売促進を行なったり、売上の増加に結びつけようとして企画を立てる場合に絶対的な基本原則が有ります。
それは何よりも実在する店舗にお客が足を運んでくれる流れを作る事であって、インターネット上に存在する未だ見ぬお客がインターネットから実際の店舗へとか、既に店舗に来て頂いたお客がリピーターとして再来店を促すような流れを考えるべきなのです。
所が何故かその逆の失敗するような方向で考えてしまうような人が結構居まして、これは主にネット世界を中心に企業活動や販売促進を行なっている人達に多いんですけど、店舗に来た人をインターネットの特定サイト(例えば自社のwebサイトとか)に誘導してそこで完結してしまうなんてのが実際多いんですよね。
具体的な事例を書いてみますが、とある温泉施設最近はスパとか言うんでしたっけ?そこで大々的なキャンペーンを行うことになりました。
TVスポット広告や雑誌への広告掲載も同時に行いまして先ずは自社のキャンペーンサイトに誘導致しまして、同時に店舗(温泉施設)でも来場客にキャンペーンの告知を行いまして何故かキャンペーンサイトに誘導しました。
でもってキャンペーンサイトでは簡単なアンケートに答えてエントリーした人に抽選で入場券をプレゼントが基本的な形でした。
これっておかしいでしょ?
まず施設に来てくれたお客だったらわざわざインターネットに接続してアンケートなんて取らなくても、その場で書いて貰えば良いわけですし仮にその中から抽選で何かの商品をプレゼントするなり入場券を差し上げるんでしたら、発表期間を設定致しまして再度来てくれた人に結果を好評しますなんて形のほうがリピート率が高いわけですよね。
それとインターネット上でアンケートに答えてくれたお客に関しましても当選者だけ施設に来てくれる方向よりも、全てのアンケートに答えてくれた人が来店してくれる可能性を高めるために、メールの自動返信などを上手に使いまして、ガラポンの抽選券でも配りまくったほうが圧倒的な集客力が有るんですよ。
そんなわけでインターネットに誘導するのは途中の中継点でしか無くて目的はお客が見せに来てくれてお金を落としてくれることってのを忘れてしまってはキャンペーン企画の成功は程遠くて失敗への距離が近くなるのです。