ヒット商品と二番手商法

かつてかの松下電機産業(現在のパナソニック)がマネシタデンキなんて陰口を叩かれた事は遠い昔の記憶ですけれど、工作機械の性能の向上したお陰か、恥も外聞も無くなった人が多いのか、ちょっとしたヒット商品が市場で生まれますと、半月後には類似の商品が市場に出てくるなんてのは、もう全然珍しくも何とも無い話で有りまして、こうなってきますと先行者利益を確保する前に二番手商法の商品が市場に出てきて、開発の努力が報われないなんて事が頻発してしまうのでは無いでしょうかね?

でね特許だとか商標登録だとか一応法的に企業努力によって開発された製品を守る仕組みが有るには有りますけど、なにせヒット商品なんてものは色々試行錯誤して商品開発を行ったり、市場調査を行って地道に商品の改良を重ねたりして、ようやくヒットと呼べるほどの売上げや引き合いが出てきたと思ったら、直ぐに二番手商法の類似品が出てきた日には、メーカーや開発者としてはやりきれない思いでは無いでしょうかね?

※笑えない話として二番手商法の類似品のくせに、パンフレットにはしっかりと類似品にご注意下さいなんてものが記載してある場合も有るそうですからね?

さてここで消費者として正しい行動って部分を考えて見ようと思うのですが、その特許とか意匠登録とか著作権に抵触しない以上、開発を行った先行オリジナル商品を購入するのも、開発費用を一切かけないで、他社が開発した商品や製品のヒットをみてから、真似して造った分だけ開発費用がゼロに等しいですから、先行商品よりも安く提供出来る商品とどちらを購入するかって事になりますと、まぁどっちを購入しても間違えじゃないのですけど、開発の苦労なんて一切考慮しないで値段と内容だけを考えて購入する人ばかりだったら、手間をかけて商品開発するのが馬鹿らしくなってしまいますし、技術的な発展が遅くなってしまうのでは無いでしょうかね?

この辺りは法律とか特許関係を厳しく致しますと、資金力に乏しい零細企業の対応が更に難しくなって、大企業を守るためだけのものになってしまいますし、やたらと著作権とか肖像権でビジネスしちゃうような輩が増えても困ってしまいますので、やはり消費者が二番手商法的な商品を購入しないで排除するって、習慣が一番なのでは無いでしょうかね?

まぁ世の中不景気で節約志向が高くなっていますから、現実的には逆の方向に進んでいってしまっていますけどね?