営業力と上手な御為ごかし

営業の基本はやっぱり所属する会社にとってプラスになる事をやるわけで、営業マンだからといって自分の会社の利益よりも取引先や商談相手の利益を優先するなんてことはもっての外なんですけど、そいつをアカラサマに表に出すと売れるものも売れなくなりますから、上手に御為ごかしな手法を使い必要が出てくるわけですよ。

御為ごかしとは?相手の事を思って言っているように見せかけて実は自分の為になるように誘導するような言葉、営業マンの場合はセールストークになるんですけど、これを上手に使える人はお客に感謝されてなおかつ自分の営業に有利なように事を進めることが出来るわけですね。

まぁ実際にあのセールスマンはとっても親切で私のことを考えて営業してくれると思われている人が実は単に御為ごかしが上手なだけで、全ては自分の営業活動が円滑に進んで最大限の利益を上げるためだけの活動だったりする事もよくあるんですよね。

例えばよくある例で話しますと、営業マンの手持ちの商材が100万円のものと200万円の高いほうが少しだけ機能が高くて実際は大差ないような商材を販売していると致しましょう。

頭の良いあなたならもう察しがついたと思いますが、100万円の商材を販売して粗利益は50万円で200万円の商材を販売成功したら粗利益は120万円出るとしたら営業マンとしては何とかして高い方の商品を購入してほしいわけです。

そこで担当の営業マンは御為ごかしを炸裂させるわけですが、「社長ですね、確かに安い100万円のシステムでも今は十分に間に合うのは分かりますよ、しかし今までご購入いただいたお客様の多くが安い方を買ってしまって後になって、やっぱり少々無理しても高い方を導入しておけばよかった、どうして契約前にもっと高い方を強く薦めてくれなかったんだ!なんてお叱りを頂くことが多いんですよ」

お客の反応を見ながら具体的な指摘に入る

「例えば高い方にしかついていないこの機能ですけど、もし将来状況が代わって必要になっても後でオプション追加出来ないんですね、それからランニンコストはですね・・・」

最後に
「私はどちらでもご購入頂いてお客様になって頂ければどちらでも同じように嬉しいんですけど、導入して後になってから社長が後悔するのは避けたいと思っているんですよ」

とまぁこんな会話を日本中の営業マンが何食わぬ顔で駆使して御為ごかし営業をしているわけですけど、営業活動がストーリーが必要でそれに不可欠なのが御為ごかしだと思うんですよね。