採用基準は第一印象
国の税金で運営されている公共機関の採用は公明正大じゃなくてはいけませんが民間企業の場合においての採用基準は経営者の考え方が反映されてしかるべきですし、実情もそうなっています。
会社を発展させるのも社員ですしまた傾いてしまう原因も又、社員の総力なのでありまして最も会社にとって有益な社員を採用したいと思うのは経営者として当然のことで、その採用基準も独自のものであるのは当然ですね。
上場企業などでは表向きは全ての人に筆記試験と面接で平等に採用のチャンスがあるように公表していますけど、実際は縁故採用も普通に有りますし採用官の個人的な直感で採用の可否を決めているのは否めないと思いますが、これはこれでちゃんとした理由もあるんですよね。
まず批判が多い縁故採用なんですけど、これは誰かの親族だったりしてコネ入社した人ってのは真面目に働かないと入社の手引をしてくれた人に迷惑がかかりますし、何らかの理由で会社を首になってその会社と縁が切れても親族っていう縁故は断ち切れませんから、やっぱり自分の今後の人生を考えると、まっとうに働くモチベーションになるって考え方から縁故採用を積極的に行うって経営者の考え方は理にかなっているわけですよ。
営業社員の採用についても第一印象を有力視する企業や採用担当者が多いと思いますけど、そりゃ当然の話しで第一印象が良い人ってのは営業マンになって客先に営業をする場合に非常に有利に働きますから、この採用基準も理にかなっているわけです。
第一印象のついでに顔で選ぶって事についても書いておきますが、顔で選考基準にしているとは誰も言いませんけど実際には多いと思います。
多分コレは否定する人が居ないのでは無いかと思いますが、目つきの怪しい人はやっぱり心に問題がある人ですし、アホっぽい顔や表情をしている人ってのはやっぱり中身もそれに準じていると思って間違いないと思いますしと、なんだかんだ言っても中身ってのは顔や表情に出るもので、それを選考基準にしない手は無いんですね。
他に思想信条についてですけど、一応は採用審査に関して思想信条や本人以外の例えば親の事なんかで採用を決めてはダメな事になっているわけですけど、これも例えばですねしょーもない事ですけどプロ野球のどの球団のファンか?で決めるのも有りだと思うんですよ。
社長以下全員が熱烈な阪神タイガースファンな職場に熱狂的な巨人ファンを入れた場合に生じる可能性がある軋轢を予め排除しておくなんてのも、経営判断として有りなんですね。
なにせ人は感情を持った動物でそんな人が集まって企業を形成しているわけですからね。