非正規社員から正社員への脱出方法について考える
聞くところによりますと非正規社員と正社員との所得格差は3倍以上になるらしいですし、退職金ですとか福利厚生まで含めて考えますと、これはもう一種の階級社会と言っても差し支えないのでは無いでしょうかね?
で今回のコラムでは非正規社員から正社員への脱出方法について考えてみたいと思いますが、まぁ厳しいけど頑張れば道は開けるってのが現実なのでは無いでしょうかね?
まずね、非正規社員として働いていても真面目に一生懸命働いていれば正社員への道が開ける場合を別に致しまして、とにかく人間平等にどんどん年齢を重ねて行くわけでして、正社員の採用なんてものは年齢が上がるに従ってどんどん厳しくなっていく現実を考えますと、非正規社員として働いていてそれなりに日々の生活に満足していても、時間を作って就職活動に励むとかスキルアップを目指すとか、行動しておくってことが大切ではないでしょうかね?
思うに経営者としては人件費をできるだけ安く抑えたいのは間違った考え方とは言える行動ではありませんし、製造業などでは日本国内の人件費が高すぎると生産拠点を海外に移してしまうなどの行動に出てしまうのはわかるのですけど、多くの労働者が非正規社員での就労に拒否反応を起こして、正社員としての採用以外を見送るようになりましたら、もしかしたら人材確保のためやむを得ず正社員比率を高めるって淡い期待もありますけど、まぁ現実的には労働力過剰状態でデフレ進行中ですから難しいでしょうけどね。
ただね、非正規社員として働いている方の中でどれだけの人が正社員としての再出発をするために頑張っているのかと想像致しますと、そーゆー人は少数派だと思いますから、思い立ったが吉日って事で非正規社員として働きながら1年以内とか目標を立てて満足の行く収入と正社員の立場を手にいれるために奔走してみるってのは良いのではないでしょうかね?
たぶん三十五才位まででしたら異年くらい頑張る事と引越しまで覚悟すれば過半数の方が正社員での就職先を見つけることが出来るような気がするのですけどね。
・・・そんなに甘くないのが現実なのかもしれませんが。
ただこれだけは言えるのが、非正規社員として働いていて正社員登用の道が開けていないのでしたら、何はともあれ動いてみることは損じゃないと思いますし、目標もひとつ増えると思いますよ。
今後のご健闘をお祈りしてお祈り致しまして今回のコラムはこれにて終了させて頂きます。