人余り時代の求人情報

どうもこのまま日本は景気の二番底を経験して長期不況に突入する勢いのなさなのですが、今回のコラムでは人余り時代の求人情報について考えてみたいと思います。

首都圏とか大都市を抱える地域と農村部では大きく状況が変わるようですけど、求人数が比較的多い都心部におきましても正社員の求人数を大きく非正社員・非正規雇用の求人が上回っているようで昔聞いた正社員の比率はどんどん下がって過半数を割り込んだってのも分かりますし、経営者と致しましても人件費ってのは相当固定費を押し上げる要因であることは間違いありませんから、パートやアルバイト従業員で事足りる部分は正社員を使わないってのは理解出来ますけど、日本中でそんな状況ですから当然の事ながら景気は落ち込みますよね。

しかしながら一家の大黒柱として収入を一定以上確保しないと生活が成り立たなくなってしまう人にとっては、なにせ正社員と非正規社員の年収格差が3倍とかになってしまいますし、何故かパートやアルバイトの仕事よりも正社員で働いた方が楽だったりするわけですから、何とかして正社員として就職出来る先を探している方も大勢いらっしゃると思いますが、非正規社員比率を全体に上げようとしていますし、正社員だけで会社を運営しているところも、大部分が不景気の中で人余りって状況が大部分で簡単では無いのですよね。

で私もその昔に求人情報のサイトを運営したいた経験から書きますと、必ずしも大手の求人情報サイトに求人広告を出すとは限らないって事です。

未だに求人広告は新聞だったり折込広告しか使わないところも結構有るようですし、自社のホームページを持っている場合は、自分のホームページだけに人材募集のページを作って、他には求人広告を出さないって場合もそれなりにあるのでありまして、確かにネットのほうが求人募集の件数は多いのが事実ですけど、逆に閲覧者も多くて条件の良い正社員募集の求人情報にもなりますと、やはり応募者も多くて結構な競走倍率になってしまったりするのですよね。

ですからネット全盛の時代とは言いましても、何がなんでも一定以上の条件で正社員としての就職を確保するって気持が強ければ求人情報サイトに掲載された求人情報以外にも、個別の企業の人材募集ページですとか、新聞掲載ですとかあらゆる求人情報が掲載された媒体に眼を通すことをおすすめ致しますし、案外な穴場で職安(ハローワーク)にも結構な求人情報が集まっているのですが、意外とネット上だけでハローワークに足を運ばない人も多いのですよね。