妖怪ウォッチブームはいつまで続く?

先に結論を書いてしまいますと長くてあと半年つまり2014年度中には妖怪ウォッチブームは終焉を迎えると感じています。

先ずですね玩具の妖怪ウォッチ及び妖怪メダルが発売されてその他、便乗商品が毎週のように各種新発売されていますけど、たぶんメーカー自身もブームは長くは続かないと見ているのか売れる時に出来るだけ極限まで売りましょう、子供のお小遣いを吸い上げちゃいましょうみたいに思っているのでしょうか?

まず妖怪ウィッチに関してブームが長く続かないと思うのは次から次へと新たな妖怪メダルだの便乗商品だの次々と発売されていますけど、どう考えてもいい加減に子供が財政的にもついていけないで脱落しちゃうとか、転売業者などの存在が広く知れ渡るなどのきっかけであっという間にブームは去ってしまう代物だとしか思えないわけですよ。

まぁブームなんてのは昔から2つの法則が有ってそれに鑑みてもやっぱり短い期間で終わるって結論が出ちゃうわけです。

一つ目の法則はいわゆる富裕層とか言われる裕福な世帯から普及が始まったブームは長く続くけれど逆の場合はすぐに終わってしまうって法則です。

これは富裕層から火がついたブームってのはそれから普及していくに従って徐々に値段が下がるとか様々な理由で徐々に中流家庭やあまり裕福ではない層にブームが広がっていく流れになっていて、そのために富裕層から一番下までブームが行き渡るまでに長い期間がかかるのでブームも長続きします。

それが逆の場合、つまり経済的に下の方の層から始まったブームってのは普通は上の方の富裕層までブームの火が広がることはなくて、下の方だけで終わってしまいますから直ぐに終わってしまうって法則です。

2つ目の法則はブームが爆発的であればあるほどその期間も短いって事です。

まぁ基本的に多くの商品ってのは同じようなプロダクトライフサイクル曲線を描いてやがて市場から消えていくのでありまして、過去を振り返るまでもなくゲームウォッチにたまごっちも、海藻入り石鹸だのスタイリーに紅茶キノコにルービックキューブにテトリスにととにかくどこかで爆発的なブームが起きてそれから数年とか一年を超えるようなブームになった商品ってのは中々見当たらないのですよ。

そんなわけで小さい子供が家にいて妖怪ウィッチ関連の商品をせがまれて困っているお父さんお母さんも多いのではないかと思いますけど、どう考えてもあと半年もすればブームは去って夏草や兵どもが夢の跡になりますので少々お待ちくださいませ。