外国人経営者VS日本人経営者

今回のコラムは私が経験したり直接話を聞いた非常に狭い範囲で感じたことを書くわけなので当てはまらない場合も多いことを最初にお断り致します。

何ですか?グローバル化に対応?国際化?でもって外国人経営者を招き入れるだの社外取締役に外資の人を入れるなんて事が極普通に行われる事が多くなってきたような気が致しますが、ハッキリ言って働いている労働者にとってのメリットは少なくてむしろデメリットのほうが大きいような気がしますね。

さて私の知人で15年ほど前に外資系企業に転職した人がいまして、先日直接会う機会があったのですが転職した外資系企業から別の企業に所属が変わっていました。

なんでも転職した外資系企業が数年前に所属していた部門をそっくり他の外資系企業に売り払ってしまって、というか事実上の撤退のようなもので多くの人が職を失って再就職活動に奔走する羽目になってしまったそうです。

まぁ別に日本企業においても倒産ですとか会社の閉鎖なんてのは昔からよくある話で日本企業だから入社した以上は一生面倒を見てくれるわけでもなく取り立てて騒ぎ立てる話じゃないんですけど、話を聞く限り外国人経営者と日本人経営者に違いってのは存在していると思います。

よく言われるのが日本型経営は会社組織を家族のように考えて社員を大切にするけど、外資系企業は能力主義と能率主義が徹底していて社員間の格差をなんとも思わないのような感じで言われていますね。

この辺りを私なりに考えてみますと日本とそれ以外の国(といってもアメリカになってしまうと思いますが)の人材の差が根底にあるように思うのです。

日本の場合はですね新入社員の段階で均一な人材を受け入れるとでも言えばいいのでしょうか、小学校から高校とか大学を卒業して入社する国内で生まれ育った社員でしたら、価値観もほぼ同じですし教育の方も極端な差はないですし、一定レベルを確保した人が入社してくるのに比べまして、やっぱりアメリカなどでは価値観や生い立ちなど結構多種多様でばらつきが日本よりも大きいのではないでしょうか?

ですから日本国内で営業していて採用する人材も日本国内で生まれ育った日本人で会社を組織していく限りにおいては、年功序列って仕組みがちゃんと機能していたんだと思うのです。

ところがその均一な人材って大前提が成り立たない国においては、年功序列は成立し得ないですから能力主義になっちゃうんでしょうね?

そう考えますと頭の部分(経営者)だけに外国人を入れたら日本が持っている均一な労働力って最大のアドバンテージを理解できなくて活かすことが出来ないように思うのです。