ハイリスク・ノーリターンな商品の売り方

ハイリスクでしかもノーリターンな商品なんて誰も買わない普通は考えるわけですけど、過去のニュースを見ましても結構この手の商品を買ってしまう人ってのはいらっしゃるんですよね。

例えば金地金の預り証つまりただの紙切れを売り捌いた豊田商事ですとか、和牛商法で大金をかき集めた安愚楽倶楽部なんてのもありましたし、近未来通信のように電話中継局のオーナー募集といったちょっと考えると不思議な内容の募集をしてやhり大金をかき集めた会社も有りましたね。

不思議ですよね、一生懸命額に汗してまともな商品を作ったり販売に精を出している企業の中には販売に苦労している会社も少なくないのに、あとで考えればどう考えてもハイリスク・ノーリターンな商品で大金を短期間で集めちゃう人もいるんですからね。

ここ十数年くらいの話では様々なフランチャイズ本部が加盟店集めに躍起になっている中でも、ハイリスクからローリスクまでハイリターンからローリターンや中にはノーリターンな商売まで実に様々なんですけど、これが大概のフランチャイズ本部は少なくとも数件の加盟店はちゃんと集めて商売を始めてしまうわけです。

結論を書いてしまいますとその手のハイリスク・ノーリターンな商材を販売する企業はどこも商品そのもの以外や仕掛けにお金をつぎ込んでいるって事です。

ですから所在地は当然一等地に有って会社案内や商品のパンフレットには高級紙をつかった無駄に写真を多用したそれは豪華なものを作成いたしますし、マスコミに宣伝広告を出すにしても間違ってもスポーツ新聞の産業広告などには出さずに、大手マスコミやハイクラス向けの専門誌を中心に広告を出します。

でもってこの手の会社は説明会だとかセミナーみたいなものが大好きなんですけど、当然のことながら一流ホテルを使うのでありまして間違っても地域の一時間800円の公民館などは使わないわけです。

はい分かりましたね?消費者ってのは様々な情報を元に商品を購入するかどうかを判断するわけなんですけど、いがいと言うか当然と言えるのか会社が立派に見えて大きな会社だと錯覚しただとか、会社案内にお金を使っているみたいなところで判断しちゃう人も少なくないんですよね。

逆にいますととても品質が優れた良い商品であっても、パンフレット無しで説明を手書きのコピーで済ましていて、包装紙は古新聞で社長はママチャリにのって移動していますじゃ売れるものも売れないんですね。

まぁ歴史のある老舗の大企業は商品力とそれ以外の両方を兼ね備えているって事でしょうね。