パワハラの定義と対抗策

御存知の通りパワハラとはパワーハラスメントの略で力の差、職場においては上司と部下ですとか先輩と後輩の間柄のような状況下において嫌がらせをする事が定義になるわけですけど、実際ね部下の方はパワハラだと感じていても上司としては、ハァ?なんですか?みたいな場合が多いと思うのですよ。

私も昔は営業所長として十名近くの部下を抱えて仕事をしていた経験がありますけど、失敗した部下に対して時には強い口調で叱責する事もありますし、同じことを何度言っても改まらないような場合には怒りを爆発させちゃうような事だって一度や二度じゃないわけですよ。

逆に私が部下の立場としてもやっぱり色々とプレッシャーをかけられてきて今の自分が有るわけですけど、振り返ってみますとその色々なプレッシャーだったり叱責だったりは、基本的にはきっかけは自分に有るわけですし、そういった事が無かったら成長も無かったと思うんですよね。

もちろんね中には度を越したパワハラなんてのをやっちゃう人も世の中には結構いらしゃるみたいなんですけど、はっきり言ってその手の人が人間的に変わるって事は中々難しいと思いますので、場合によっては対抗策を考えなくちゃいけないと思うのです。

先ずそのパワハラの対抗策を考える上においてパワハラする本人がですね、実際は気が小さくて気弱なんだけど会社内における肩書がパワースーツのように不思議な力を与えているような人なのか、もしくは会社内の肩書とは関係なく大人になったジャイアンみたいな人なのかどうかによって対抗策は変わってくるんですよね。

まず前者の本人の実態は気弱で軟弱な奴だった場合でしたら、反撃には結構弱いのでありましてこっちが腹をくくって大事にしちゃうみたいな対抗策は結構有効だと思うのです。

その手のパワハラする人は逆にね社内の評価みたいな事を異常に気にしたり致しますから、その一対一の関係の中で発生しているパワハラをおおっぴらに騒ぎ立てれば今度は本人が自分の立場を気にして保身に走ったりするわけで解決までの道が見えてきたりするものなのですよ。

じゃね後者のジャイアンが大人になったような人の場合ってのは結構対応が難しかったりするんですよ。

そーゆー人は会社の肩書が無くても相手に対して強く出ることが出来る人ですから、はっきり言ってしまえばできうる限りの事をして遠くに逃げるか、もしくはスネ夫になって取り入ってしまいましていつの日か仕返しをするチャンスを伺うって事になってしまうのでは無いでしょうか?