部下のメンタルケア

上司が鬼にならずば部下は動かずなんてのはたぶんバブル経済期だったから通用したような話だと思いますけど、これって誰が言い出したのかは忘れてしまいました。

さて私はずっと営業畑で仕事をしてきたのですけど他の職種の事は良く知りませんけど、営業マンなんてのはスキルとか営業力を発揮するかしないかなんてのは、やる気とかモチベーションみたいなものが土台になってこそ本来の力を発揮するように思うのです。

私の経験を少し書きますと妻帯者で営業経験(社会経験)が長い部下に対してはメンタルケアなんてのは変に考えないほうが良い場合が多いのですけど、これが社会に出たばかりでしかも上京してきたばかりの一人暮らし独身様みたいな部下の営業マンってのは上司が部下のメンタルケアまで考えないとやっぱり売上実績に関係してくると思っています。

ただですね私がそういう立場にいた20年前でしたら、部下のメンタルケアの方法と言えば飲みに誘うって事が万能薬みたいなもので、どうも最近元気がないとか売り上げ的にも精神的にも落ち込んでいるなんて時には声をかけて今晩一時間ほど付き合えで結構メンタルケアが出来たものなんですよ。

これは景気が良かった時代ですから給料も良かったですし接待交際費も結構自由に使えた時代で、本来は取引先の接待に使うべき接待交際費ですけど、目的である売上げアップの一環であるみたいな拡大解釈で部下と飲みに行くのにも使えましたし、逆にね接待交際費を全然使わない管理職の人で成績が芳しくないと、あいつは折角会社が認めている交際費を有効に売上向上に使えないやつだみたいな雰囲気も有りましたから、上司としても時間外では有りますけど部下のメンタルケアに手を出す余裕があったんだと思いますね。

まぁこの辺りの事を書きますと愚痴になってしまいますので書きませんけど、過去の私に経験から言って営業部門の管理職たるもの部下のメンタルケアくらいやるのが当たり前で有って、それが出来ないような人は人の上にたっても人望を集めることが出来なくて出世も難しかったりするって事です。

だってですねやっぱり実績を上げている営業マンってのは一部の例外を除きまして、やっぱり社内の人間関係は良好であの上司のためにがんばろうみたいなモチベーションがあったから仕事に打ち込むことが出来て、優秀な成績を残す事ができた人が多いと思うのですよね。

ですから部下を追求して追い詰めてプレッシャーや圧力をかけることしか出来ない上司ってのはやっぱりどこか人間的に人間性の問題を抱えていると思うのです。