根っこは全て同じということ

潜在意識と考え方の改革が第一

人は自分が考えていたり思っていることの通りの人間になる、ですとか今の自分は自分の考えている事の結果であるといった考え方を聞いたことがある人も多いと思いますが、私はこの考えを100%肯定します。

こんな事を書くと自分はこんな失敗続きの社会人生活を望んでもいないとか、異性の友達や恋人が欲しいと思っているのに現実は180度違うといった反論が飛んできそうですが、実際にアドバイスさせて頂いた方は全てまず考え方ですとか潜在意識を書き換えるといった類の事をやって頂いておりまして、結果はみんなちゃんと良い方向に本人もそうですが周りの環境もちゃんと変わってきてしまうのが面白いところです。

もちろん実務レベルでの改善や新たな取組も必要になってくるのですが、潜在意識や考え方を変えてから実務レベルの改善を行わないと無駄になってしまう場合も少なくないのです。

極端な言い方をしてしまえば考え方や潜在意識を書き換えてしまえば、もう誰でも勝手に良い方向に進み出しますし、良い方向以外に進めなくなります。

ここでホメオタシスの事を書いてみたいと思いますが、ちょっと耳慣れない言葉で初めて目にする人も多いのではないでしょうか?

ホメオタシス、日本語表現では恒常性と表現いたしますが、人も含めて全ての生物は環境の変化に対して元の状態に戻そうとする動きをする行動をさした言葉です。

生理的な事で書けば暑いと汗を出して体を冷やそうとして、寒いと震えて体を温めようとする行動が意識しないでも出てくるのがホメオタシスで、これが仕事や職場ですとか異性の友だちがいない毎日のような日常生活にもホメオタシス効果は自然と発揮されます。

ですから方法だけを取り入れて一時的にうまく事が運んだとしても、意図しないホメオタシス効果が現れてしまっていつの間にか元の状態に戻ろうとしてしまったりします。

これを発揮させないためには先に潜在意識を書き換えておく必要が出てくるわけです。

ですから80%が考え方や意識の問題で方法やスキルの部分は残りの20%でしか無いのです。