日本の未来は明るいか?
地理的要因を考えれば世界各国と較べて明るい未来が描きやすいと思うのですけど、実際のところはどうでしょうかね?
株価が上がっただの下がっただの為替がどうのこうのが毎日必ずと言ってよいほど大きく報道されていて多くの人の関心ごとになっているようでは明るい未来は難しいと思いますね。
経済理論など難しい話はさておきまして別に株価が下がっても会社がなくなるわけじゃ無いですし企業の営業活動ってのは株価に無関係で行われているのでありまして、影響するのは株式投資ゲームに参加している、いわばゲームセンターで遊んでいる大人だけしか影響は無いはずなのに、何故か経済全体に影響があるかのごとく演出されているうちに、みんなが錯覚してしまっているのではないでしょうか?
確か小学校時代に人が生きていくために必要な社会的な3大要素は衣食住と習いましたが4方を海に囲まれて豊富な海洋資源と農耕を基本として発展してきた背景を考えればまず食に関しては食料自給率を上げることが出来る土台があるんですから、先ず食に関する事については国としての方向性さえしっかりしていれば非常に明るい未来が待っているわけですよ。
住に関してもかつての日本は林業分野においてもしっかりした産業として永続的な事業継承が可能でそれを実践してきたんですから、木造住宅に関して言えば材料の木材は本当は国内だけで調達出来るだけのポテンシャルはあるわけです。
衣に関しては割愛いたしますけど、国際情勢がどうだとか為替の変動によってこうだとかそんなものは、国内調達できるのにそれを放棄しちゃっているんですから、どうしても国際情勢などの影響を簡単に受けてしまって未来が不安定になるんですよね。
あとエネルギーに関して言えば省エネ技術だとかメタンハイブレードだとか稲わらからエタノールを作る技術だとか、ちゃんとよく見れば国内でのエネルギー調達だけで国内エネルギーを100%国内調達で賄うことも可能である可能性が高いのが現実だと思います。
ここで少々安倍政権について考えてみますけど、国を開くだとか外資を呼びこむだとか明後日の方向に全力疾走しているようにしか見えませんね。
時代の流れとして鎖国しちゃうわけにもいきませんし、適当に外国とのお付き合いも必要だとは思うのですけど、そんなものは国際情勢がどんな状況になろうと国民の生活が担保される状態が保たれてからの話だと思うのですよね。
つまり町内会の仕事に精を出すのは自分の生活基盤がしっかりしてからにしましょうねだと思うのです。