器用貧乏と万能選手と営業センス

器用貧乏とはどんな事でもそつなくこなすけど何故かどの分野での秀でた存在になれないみたいな、損な状態にある人をさします。

万能選手も同じように様々な分野において高い能力を発揮してトップクラスの結果を残す能力の高い人であります。

もう一つ無芸大食ってのは何も取り立てて長所が無くて沢山食べる事以外に何も特徴がない人をさします。

まぁ現代ではホットドックの早食い世界大会ですとか大食い選手権なんてのも有りますから、無芸大食な人でも目立った存在になれるチャンスも有るのかもしれませんけど、会社でも何でも組織を運営する立場になりますと、別に万能選手を望まないまでも、器用貧乏な人を必要とするわけですけど、改めて考えますと器用貧乏な人ってのも結構貴重で稀な存在で有ることに気が付いたりするわけです。

つまり自分を含めて万能選手にも器用貧乏な人にも当てはまらない人が圧倒的なのが現実なんですけど、そこでね組織としては営業なら営業で過技術者なら技術力で一芸に秀でた人を育成する必要が出てくるので有りますけど、この今期と長い時間がかかる作業に腰を据えて取り組めないってのは経営的に安定していない企業の苦しいところです。

そりゃ2年3年かけて人材育成出来ればやがて強力な組織が出来上がるのですけど、売上とか資金繰りとか諸事情を考えますとそんな余裕は持てなくて、いきおい即戦力を求めて中途採用をして思うように結果が出なくてイライラするなんて事も多いのでは無いでしょうかね?

さて話をセンスの話、それも営業活動に限った話をしようと思いますけど、数ある職種の中でセンスが努力と同等以上にモノを言う世界じゃないかなって時々思うのですよ。

例えば学生の頃から相手がどんな人でも物怖じしないで懐に飛び込んでしまえる人ってのは、別に厳しい営業研修なんてしなくても商品知識と最低限の営業マナーを教えれば、直ぐに戦力になって売上を作ってきたり致します。

逆に数値化は出来ないのですけど営業センスが皆無な人ってのは繰り返し繰り返し営業研修を実施して、社内で毎日のようにロールプレイングでしごいて、やっと三年後に一人前の仕事が出来るようになったなんて場合も少なくないのですね。

まぁ営業センスが抜群でもそれ以外の業務になるとてんでデタラメだったりしちゃう人もいるわけですけど、何と言いますか営業社員を採用する際には、もちろん経験も考慮するんですけど、実績とその人が元々営業センスを持っている人かどうかを見極めるってのも結構大切じゃないかと思うのです。