商売敵の出現

楽しく順調に商売をして売り上げも業績も満足出来る状態だったのに、近所にライバル店が出現したとか同様のサービスや商品を取り扱いをする企業が力を付けてきて販売攻勢をかけてきたとか、安売り競争に突入したとか酷いときには退職した元社員が同業種で企業して自分の顧客を奪い出したなんて場合もあると思います。

商売敵が出現致しますと業績も今までのように維持できなくなりますし、競争に負けてしまいますと倒産してしまったりしますから、口には出しませんが商売敵を倒産に追い込む方法はないだろうかと考えたり、何とかして足を引っ張ってやろうと良からぬ方向に意識が向いてしまう社長さんもいらっしゃると思います。

まぁ気持ちは分かりますよ、商売敵が存在しなければ独占企業みたいなものですから、左団扇の殿様商売が一転して先行き不安な状態になってしまうわけですし、大げさな言い方ではなく生活の糧を失う可能性だって出てきてしまいますからね?

今から10年ほど前に全国では一気にシャッター通り商店街なんてものが出現致しましたけど、その原因の大半が大型スーパーの出現ですとか郊外型の大型店にお客を奪われてしまいまして、廃業する小売店が相次いだわけですからね?

で商売敵が出現したら取るべき方法は二つしか無くて全力で対抗して当たって砕ける又は打ち勝っていくのか、傷が浅いうちに転業や廃業する道を選ぶかのどちらかなのでありまして、商売敵の倒産を願ってもそんな希望は誰も聞き入れてくれませんし、足を引っ張ろうなんてバカな真似をしても逆に墓穴を掘るだけですからね?

ついでに書いておきますと何の責任も発言に対する保証もないお気楽経済評論家ですとか、その手のコメンテーターの発言で競争がないと業界全体が発展しないとか市場のパイが膨らまないので競争大歓迎なんて話を良くしますけど、そりゃ当事者じゃないのですから知らない会社同士が商売上のタタカイを繰り広げるのは見ていても楽しいでしょうし、勝手なことが言えるのだと思います。

当事者にとってみましたら商売敵の動向次第で生活基盤までおかしくなってしまうのですから、競争は大歓迎なんて事は絶対に出てきませんし、商売の世界でライバルが出現するのは当たり前だと分かっていても、我が身に降りかかってきますとどうにも意味も無く悔しかったりするのですよね?

勿論ですが商売敵からこちらを見れば逆に恨まれたりしている可能性も有るわけで、商売をやっている以上なかなか平和に暮らせなかったりするのであります。