効率的な営業会議

私も過去には数多くの会議に出席してきましたが、中には意味のない社長とか上役の独演会のような意味のない会議も有りましたし、始まる前から出席したくないような会議も数多く有りました。

例えば進行役の課長が居並ぶ営業マン一人ひとりに売り上げの進捗状況と手持ちの見込み客の状況をチェックして行くわけですけど、営業マン一人当たり15分以上かけて発表並びに突っ込みがありまして他の参会者は黙って聞いているだけとかね?

そんなものは壁に張り出しているんだから今更聞か無くても一目瞭然状態だし、何か具体的なアドバイスや指示が出るわけもなく、進捗が悪いから頑張ろうだなんて言われなくてもわかっているよなんて事もありましたね。

会議ってのは関係者一同が会って議論するための場所なのでありまして、例えば10人が出席して会議時間に3時間かかったら10人×3時間で30時間分の営業時間を浪費(消費)しているのと同じことですから下手な非効率な会議でしたら開かない方がよほど売り上げに貢献するのでは無いでしょうかね?

ですから例えばね客単価を今よりも10%アップさせるにはどうすれば良いかって議題を二週間前には参加予定者全員に告知しておきまして、営業会議当日には具体的な方法を徹底的に討議して最終的な具体的行動や販売方法まで落としこむくらいの会議でないと、単なる報告会になってしまって意味が無くなってしまうと思います。

あとね会議に席上で新しい取扱い製品の説明ですとか新商品の発表なんかが行われたりする場合がありますけど、そんなものは必要資料を当日の朝にでも参加予定者に配っておいて、下知識を付けておいて貰った方がより有意義な議論を展開することが出来るのでありまして、単に資料を配って読み上げるだけでしたらメール添付で資料を送付しても余り変わらないのですよね?

勿論ね大事な営業方針を伝えるとか全員で意思の統一を計るとか営業マン全員が一同に会して会議の場で徹底を計るって意味あいを持つ場合も沢山ありますけどね?

ただやっぱり注意しないと出席者の数×かかった時間分に見合うだけの中身になっていないことも多くて、そんな内容だったら朝のミーティングで話せば充分だって場合も多いのではないでしょうかね?

追伸
思うに営業会議が無駄に長くなってしまうのは普段から情報の共有が出来ていないとか、コミニュケーションが不十分で個々の営業マンが勝手にバラバラに動いている場合が多いからなのではないでしょうか?

その辺りがしっかりしていれば営業会議なんてものはそんなに無駄な内容にはならないと思いますよ?